Privileged Access Manager ( 以下、PAM ) でターゲットデバイスに内蔵ターミナル (Mindterm) 経由でログインしたとき、DELETE キーが動作せず、BackSpaceキーと同様の動作になっていた。
例えば、コマンド入力中に先頭までカーソルを移動させ、先頭の文字を DELETEキー では、消せないが、カーソルを一つ進めると一つ前の文字が削除される。
これはBackSpaceキーの動作となっている。
Privileged Access Manager: 4.1.6 までのすべてのバージョン
再現手順は以下の通りとなります。
想定される結果:DELETE キー > カーソルの場所を削除 (Delete キーコードが送信される。)
実際の結果: DELETE キー > カーソルの場所のひとつ前を削除 (BackSpace キーコードが送信される。)
同じテストをPuTTYから実行すると 想定される結果になる。
DE578466 で修正されました。 次期のリリース PAM 4.1.7 または 4.2 にこの修正は含まれます。
これらのバージョンへのアップグレードを推奨とさせていただきます。
AIX の bash でもこの修正は有効ですが、 korn shell (ksh) では同じような問題が解決しません。
ただし、korn shell では PuTTY でも同様の問題が発生するため、コマンド側の問題と認識しています。
なお、本KBは以下の英文 KB を翻訳し補足しました。
Article ID: 276628: How To Configure HTTPS and Remove HTTP from Wildfly in PAMSC