PAM: Mindterm のアプレットで Delete キーの動作が PuTTY と異なる
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PAM: Mindterm のアプレットで Delete キーの動作が PuTTY と異なる

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Article ID: 278933

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Products

CA Privileged Access Manager (PAM)

Issue/Introduction

Privileged Access Manager ( 以下、PAM ) でターゲットデバイスに内蔵ターミナル (Mindterm) 経由でログインしたとき、DELETE キーが動作せず、BackSpaceキーと同様の動作になっていた。

例えば、コマンド入力中に先頭までカーソルを移動させ、先頭の文字を DELETEキー では、消せないが、カーソルを一つ進めると一つ前の文字が削除される。

これはBackSpaceキーの動作となっている。

Environment

Privileged Access Manager: 4.1.6 までのすべてのバージョン

Cause

再現手順は以下の通りとなります。

  1. いずれかの Linux\Solaris\Debian\Oracle Linux\Ubuntu サーバへ PAM の SSH 経由 ( アクセス方法 ) で接続します。
  2. Enter の前まで何かのコマンドを打ち込みます。 ( 例えば : iptables)
  3. カーソルを先頭まで移動します。
  4. DELETE キーを押します。 > 先頭文字は消えません。
  5. 一つカーソルを進めて、再度 DELETE キーを押します。 先頭文字が消えます。

想定される結果:DELETE キー > カーソルの場所を削除 (Delete キーコードが送信される。)

実際の結果: DELETE キー > カーソルの場所のひとつ前を削除 (BackSpace キーコードが送信される。)

同じテストをPuTTYから実行すると 想定される結果になる。

Resolution

 DE578466 で修正されました。 次期のリリース  PAM 4.1.7 または 4.2 にこの修正は含まれます。
これらのバージョンへのアップグレードを推奨とさせていただきます。

Additional Information

AIX の bash でもこの修正は有効ですが、 korn shell (ksh) では同じような問題が解決しません。
ただし、korn shell では PuTTY でも同様の問題が発生するため、コマンド側の問題と認識しています。

なお、本KBは以下の英文 KB を翻訳し補足しました。

Article ID: 276628: How To Configure HTTPS and Remove HTTP from Wildfly in PAMSC