Symantec Endpoint Protection Manager (SEPM) の複製が、 'java.lang.NumberFormatException: For input string: "${VISIBILITYMOCKSEQUENCENUM.EN_US}"' エラーで失敗する。
複製ログ:
警告: ReplicationTask>> mergeMetadata: Error-> Merge Failed - Metadata with Id DBBAD5C70A4B02EE3345CCC495BA78FB could not be merged
警告: java.lang.NumberFormatException: For input string: "${VISIBILITYMOCKSEQUENCENUM.EN_US}"
at java.lang.NumberFormatException.forInputString(NumberFormatException.java:65)
エラーには "${VisibilityMockSequenceNum}" が含まれる場合もある。
どの SEPM でも、データベース内の UiAddOnFeatureSet XML にはシーケンス番号の整数値が設定されます。SEPM API の更新により、このシーケンス番号が "${VISIBILITYMOCKSEQUENCENUM.EN_US}" として誤って設定される結果、複製が失敗します。
この問題は SEPM によって自動的に解決されます。Component Upgrade タスクが SEPM 上で 24 時間以内に実行され、シーケンス番号が正しい値に更新されます。
タスクの実行に 24 時間かかることがあるため、データベースで値が更新されるまで複製が失敗します。このタスクを強制的に実行するには、<SEPM インストールフォルダ>\tomcat\etc\conf.properties に次の行を追加して SEPM サービスを再起動し、Component Upgrade タスクの頻度を設定します。
scm.component.upgrade.minutes=10
conf.properties にこの行を追加したら、SEPM サービスを再起動してタスクの実行を待ちます。通常は 10 分以上かかるので、完了するまで時間をおいてください。 データベースで値が更新されれば、複製は完了します。
注: 複製が完了したら、conf.properties から scm.component.upgrade.minutes エントリを削除して SEPM サービスを再起動し、デフォルトのタスクスケジュールを 24 時間に戻す必要があります。
今後この問題が発生しないように、リリースプロセスを更新して、適切なシーケンス番号がデータベース XML に書き込まれるようにしました。
Component Upgrade タスクが実行されるたびに、<SEPM インストーフォルダ>\tomcat\logs\SepmComponentUpgradeTask-0.log に新しいタイムスタンプが追加されます。これは、最後に実行された日時と、次の 24 時間スケジュール実行の実行日時を判断するのに役立ちます。SEPM が最近再起動された場合、デフォルトでは SEPM の起動から 24 時間経過するまでタスクは実行されません。