PAMSC 14.1 Linux: 他のシステムコールのインターセプションが発生しているため、seosdが停止できない

Products

• CA Privileged Access Manager - Server Control (PAMSC)

Issue/Introduction

Privileged Access Manager Server Control ( 以下、PAM SC) が起動している環境で、seosd を停止しようとしたが停止できなかった。

停止の際に以下のエラーメッセージが表示されていた。

Shutting down seosd is not allowed because there is another system call intercepting product started after CA Privileged Access Manager Server Control

Environment

Privileged Access Manager Server Control 14.1 on Linux

Cause

一般的にはメッセージにある通り、システムコールのインターセプションを行う他のアプリケーションが PAMSC の seosd プロセスより後に起動されたことが原因です。
seosd は このようなアプリケーションの中では最後に起動する必要があります。

Resolution

本件に関連する追加情報を確認できる新しいカーネルモジュールのフィックスがあります。
これは、次のリリース予定 PAM SC 14.1 CP06 で実装される予定です。

また、同じ機能をCP05に追加するパッチも準備されています。
必要な場合は、大変お手数ですが、サポートケースをオープンして acpatch-DE555167-14.10.50.122-_LINUX_X64.zip を入手してください。

Additional Information

なお、本KBは以下の英文 KB を翻訳し補足しました。

Article ID: 275839: Shutting down seosd is not allowed because another system call interception