Intelligent Updater は RHEL9 ではサポートされない
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Issue/Introduction
RedHat Enterprise Linux (RHEL) 9 で Intelligent Updater を実行すると、"uncompress" がシステムに存在しないことを示すメッセージが表示される。
Environment
この問題は、RHEL9 システムで発生することが確認されています。それ以前のバージョンの RHEL には、インストール可能な ncompress パッケージが含まれるリポジトリがあります。
Cause
Intelligent Updater スクリプトは、特定の Linux ツールおよび実行可能ファイルに依存するように記述されています。uncompress ツールは、エージェントにインストールされる定義ファイルを抽出するために使用されます。存在しない場合、スクリプトは定義ファイルを正しくインストールすることができません。
Resolution
uncompress 実行ファイルは、ncompress パッケージの一部です。このパッケージは、RHEL8 で非推奨とマークされていましたが、RHEL9 では RedHat によって削除されました (つまり RHEL9 リポジトリにはインストールできる公式サポートパッケージがありません)。Intelligent Updater スクリプトを実行するには、uncompress に依存しない最新のスクリプトが提供されるまで、RedHat から提供されないバージョンの uncompress をインストールする必要があります。
Additional Information
システム上に uudecode 実行ファイルが存在しないことを示す 2 番目のメッセージが表示されることがあります。このツールは sharutils パッケージの一部で、選択したインストール設定によってはデフォルトではインストールされないかもしれません。このオプションのパッケージは、RHEL9 の標準リポジトリコマンド (yum install sharutils) を使用してシステムにインストールすることができます。
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