アップグレード後に Linux エージェントを再起動すると定時スキャンが実行される。
サーバーの再起動または Linux エージェント の再起動後、前回のスキャンが正常に完了したかどうかにかかわらず、10 分後に再試行スキャンが実行されるため、パフォーマンスに影響がでる。
エージェントの再起動時に [スキャンを再試行できる期間] オプションが選択されている場合、エージェントは定時スキャンが失敗したと誤って判断し、再スキャンを実行します。
スキャンが失敗したか成功したかのチェックは常に失敗と返されるため、エージェントは常に再試行します。
この問題は Symantec Endpoint Protection (SEP) 14.3 RU9 で修正されました。最新の SEP バージョンの入手方法については、下記の技術文書を参照してください。
ウイルスとスパイウェアの対策ポリシー - [Linux の設定] - [管理者定義のスキャン] - スキャン名を選択して [編集] - [スケジュール] タブ - [スキャンを再試行できる期間] を無効に設定します。
デフォルトは 24 時間で有効に設定されています。この設定を無効にすると、エージェントもしくはサーバーの再起動後にエージェントがスキャンを実行しないようになります。