SEF Engine 1.10 に更新以降、メモリ利用率が高騰

Products

• Endpoint Protection
• Endpoint Security

Issue/Introduction

SEF Engine バージョン 1.10 にアップグレードすると、Symantec Endpoint Protection （以下、SEP ）および Symantec Endpoint Security（以下、 SES ）が使用するメモリの量が増加し、最終的にはメモリの枯渇とシステムのクラッシュにつながります。

 

Environment

14.3 RU4 以降

SEF Engine 1.10 (2023/6/6 にリリース )
SymEvnt.sys 1.10.0.142

Resolution

回避策として SEP 14.3 RU6 以降のクライアントを使用しておりアプリケーション強化機能を使用していない場合は、SEP または SES からアプリケーション強化機能をアンインストールすることで回避できます。

SEP 14.3 RU4 と RU5 向けに以下のスケジュールで以下の SEF 1.11 エンジンバージョンがリリースされます。

EAS テストサーバーからの提供 - 2023/7/27
Phased リリース開始 - 2023/8/1
Full リリース - 2023/8/14

SEP 14.3 RU8 では修正が含まれてリリースされます。

Additional Information

CRE-14573

英語版：　High memory usage observed after updating to SEF Engine 1.10.