Mainframe Application Tuner (以下MAT)は、メインフレームのジョブを測定し、z/OS アプリケーションのパフォーマンス非効率の根本原因を簡単に特定できるようにする専門ツールです。
z/OSアプリケーションのパフォーマンス非効率の根本原因を簡単に特定し、レスポンスタイムの改善、CPU消費量と全体的な運用コスト削減を実現します。
MATの主な機能は以下の通りです。
- アプリケーションのパフォーマンス測定
Java、DB2、バッチ、CICS、IMSなど、最も幅広いメインフレームアプリケーションのジョブおよびジョブステップのパフォーマンスを測定します。
- 測定結果の分析
測定したアプリケーションを様々な角度から測定結果を分析することができます。CICS IMSトランザクション、DB2プロシージャ、Javaクラス、サポートされている多くのプログラミング言語のプログラムステートメントを分析できます。モニターデータはMATが提供するさまざまな分析ビューから分析することができます。
- パフォーマンス改善提案で課題を解決
MATには、パフォーマンス向上のためのヒントや提案が組み込まれており、最も一般的なパフォーマンスの問題に対処するのに役立ちます。
- Performance Management Assistant (PMA) によるモニタリング
PMAにより本番のメインフレームのワークロードのパフォーマンスを監視することができます。
PMAの主な機能は以下の通りです。
- 本番アプリケーションの監視と監視範囲内の各ジョブステップについて、統計的に正常な消費レベル等のパフォーマンス・ベースラインの算出
- ジョブステップがパフォーマンス基準値を超えた場合にアラート生成
- システム全体の年間CPU消費量を表示。これにより個別のアプリケーションの分析ではわからないコスト削減の機会を提供
MATの概要については添付資料(ファイル名:MAT.pdf)についてもご参照ください。