Early Adopter System について
Early Adopter System (EAS) を使用すると、保護技術と機能が更新されているプレリリースの Symantec Endpoint Protection (SEP) エンジンを、一般公開前にダウンロードできます。このコンテンツは専用のパブリック LiveUpdate サーバーから入手できます。これは標準のパブリック LiveUpdate サーバーとは異なります。EAS を使用するには、管理者がSEP 環境の一部を構成変更し、EAS LiveUpdate サーバーに接続できるようにする必要があります。
EAS コンポーネント
コンポーネント |
説明 |
パブリック LiveUpdate サーバー |
実稼働エンジンコンテンツをダウンロードするためのサーバー。http://liveupdate.symantec.com にあります。 |
Early Adopter LiveUpdate サーバー |
プレリリースエンジンコンテンツをダウンロードするための Symantec LiveUpdate server。http://liveupdate.symantec.com/ET にあります。 |
LiveUpdate Administrator (LUA) |
社内の LiveUpdate サーバー上の Symantec update を管理するエンタープライズ Web アプリケーション。 |
Symantec Endpoint Protection Manager (SEPM) |
Symantec Endpoint Protection (SEP) クライアントのグループを管理する管理サーバー。 |
管理下 SEP クライアント |
コンテンツ更新とポリシーを SEPM から受信する SEP クライアント。 |
管理外 SEP クライアント |
LiveUpdate またはサードパーティ管理ツールからコンテンツ更新を受信する SEP クライアント。ポリシーはローカル管理者によって構成されます。 |
EAS を使用するためのクライアント構成
サイト内のすべての SEPM、パブリック LiveUpdate サーバー、または社内の LiveUpdate サーバーから EAS コンテンツを受信するようにクライアントを構成できます。
注: バージョン 14.0 RU1MP1 以降のサイトのプロパティと LiveUpdate ポリシーには、SEPM サイトグループと管理下クライアントグループ向けにそれぞれ [プレリリースのコンテンツに Symantec LiveUpdate サーバを使用] オプションが追加されています。
SEPM サイト
注: 接続されているすべてのクライアントが EAS コンテンツを受信するようにする場合は、EAS から更新を受信するように SEPM サイトのみを構成します。EAS からコンテンツを更新するようにサイトを構成すると、サイト内のすべてのマネージャとクライアントに反映されます。
- SEPM コンソールにログインします。
- [管理] - [サーバー] をクリックします。
- ローカルサイトを右クリックし、[サイトプロパティの編集] をクリックします。
- [LiveUpdate] タブの[LiveUpdate 更新元サーバー] グループで、[ダウンロード元サーバーの編集] をクリックします。
- [指定した社内 LiveUpdate サーバーを使う] をクリックし、[追加] をクリックします。
- [LiveUpdate サーバーの追加] ダイアログボックスで次の情報を入力します。
サーバー名: Symantec Early Adopter Server
URL: http://liveupdate.symantec.com/ET
- [OK] - [OK] - [OK] をクリックします。
管理下クライアントグループ
- SEPM コンソールにログインします。
- [クライアント] をクリックし、Early Adopters グループを作成します。
- グループをクリックし、[ポリシー] タブをクリックします。
- [ポリシーと設定を親グループから継承する...] のチェックマークをはずします。しばらくすると、ポリシーに[共有] が表示されます。
- 左側の[ポリシー] ボタンをクリックします。
- [LiveUpdate] をクリックし、[LiveUpdate 設定ポリシーの追加] をクリックします。
- 名前を付けます (EAS LiveUpdate Settings policy など)。
- [サーバーの設定] をクリックします。
- [デフォルトの管理サーバーを使う] のチェックマークをはずします。
- [指定した社内 LiveUpdate サーバーを使う] - [追加] をクリックします。
- [LiveUpdate サーバーの追加] ダイアログボックスに次の情報を入力します。
サーバー名: Symantec EAS
Early Adopter Server URL: http://liveupdate.symantec.com/ET
- [OK] をクリックし、[スケジュール] をクリックします。
- 以下のチェックマークをはずします。
ウイルス定義やスパイウェア定義の経過日数が次の日数を超えた場合のみ LiveUpdate を実行する:
クライアントが Symantec Endpoint Protection Manager から切断されてからの経過時間が次の時間を超えた場合のみ LiveUpdate を実行する:
- [OK] をクリックします。
- 新しいポリシーを右クリックし、[割り当て] をクリックします。
- ツリーで Early Adopters グループを見つけ、横にあるボックスにチェックマークを付けます。注: グループを展開すると、デフォルト場所の横にあるボックスにもチェックマークが付きます。
- [割り当て] をクリックし、[はい] をクリックします。
LUA
- LiveUpdate Administrator にログインします。
- [設定] - [Source Servers (ダウンロード元サーバー)] - [追加] をクリックします。
- [New Source Server (新しいダウンロード元サーバー)] ウィンドウで以下の情報を入力します。
サーバー名: Symantec Early Adopter Server
ホスト名/IP アドレス: liveupdate.symantec.com
ルートディレクトリ: ET
- HTTP プロトコルを選択します。
- [OK] をクリックします。