特定のファイル名のファイルが添付されたメールをブロックしたい
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特定のファイル名のファイルが添付されたメールをブロックしたい

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Issue/Introduction

特定のファイル名(拡張子)のファイルが添付されたメールをブロックしたい

Resolution

データ保護機能はメールの各種の属性を検査し、特定の属性を持つメールを検知した場合に任意の処理を適用する機能です。メールの添付ファイルのファイル名を対象にすると、指定したものと合致する場合に遮断や隔離等の処理を行うことができます。
電子メールデータ保護ポリシーの作成 - 手順 を参考にポリシーを作成してください。

大まかな設定手順は以下のとおりです。
1) ClientNet ポータルで [サービス] >[データ保護] を開く
2) 最初に、検知したいファイル名を設定するため、[リスト] を選び [新しいリスト] をクリック
3) [コンテンツの種類] から「ファイル名」を選び、コンテンツに検知対象とするファイル名を入力して、[保存] 。

4) 電子メールデータ保護ポリシーへの[添付ファイル名のリスト]条件の追加 を参考にしてポリシーを作成します。「電子メールポリシー」を選び、「新規ポリシー」を選択し、ポリシー作成画面で値を設定します。「適用先」は外部からのメールを検査する場合は「インバウンドメール電子メールのみ」を選び、「処理」は任意の処理を選択。必要に応じて他の項目を設定します。

5) [ルールの追加] ボタンをクリック。
6) [条件を追加] ドロップダウンリストより [添付ファイル名のリスト] を選択
7) [ファイル名のリストを参照する] ボタンをクリックして、先ほど作成したリストを指定する。

9) [保存] をクリック
10) ポリシー一覧に作成したポリシーが表示されますが、デフォルトでは有効になっていません(赤丸の状態)。


11. [アクティブ化] をクリックしてポリシーを有効(以下の緑丸の状態)にします。

注意事項:
1. [添付ファイル名のリスト] ルールは添付ファイルが内部にファイルを含む形式(圧縮ファイル、Microsoft Office 形式等)の場合、内部のファイル名も対象として検知することに注意してください。
例:*.exe をファイルリストに含む場合、添付されている REPORT.ZIP に SAMPLE.EXE が含まれているとメールは検知されます。

2. ポリシーが正しく設定されていない場合に、メール配信の遮断等により業務への影響を避けるため、ポリシーを全体に適用する前に動作確認することを推奨します。

参考:
データ保護で設定したポリシー動作の確認手順

3. 設定が設備に反映されるまで約1時間程度かかりますので、テストを行う場合は相応の時間経過後に実行してください。また、データ保護の管理者の電子メールアドレスを使ったメールの送受信では、ポリシーは検知されない仕様になっています。テスト時はデータ保護の管理者以外の電子メールアドレスをお使いください。