Symantec.cloudからアウトバウンドでのメール送信時に、ある宛先の場合は特定のメールサーバーへリレーする設定をご案内致します。まず宛先グループの作成(手順1)、次にデータ保護機能のポリシー作成(手順2)の流れになります。このポリシー作成において、宛先グループを指定したルールを作成し、トリガー時の処理にてルーティングを選び、リレー先メールサーバーを指定することで実現できます。
手順1:宛先グループの作成
メニュー「ユーザーグループ」と進み、「新しいグループを作成する」より、宛先グループを作成します。
メールプラットフォーム画面にて「グループ名を入力」へ入力後、宛先グループに含めるメールアドレスを「ユーザーを管理する」の「新しいユーザー」欄へ入力後「追加」をクリックします。右側のグループメンバー欄に該当メールアドレスの表示を確認後、「保存して終了」をクリックします。
手順2:データ保護ポリシーの作成
メニュー「サービス」→「データ保護」と進み、「新規ポリシー」より、電⼦メールのポリシー を作成します。
「新しいポリシーを作成」の画面にて以下のように設定します。
1. 適応先は「アウトバウンド電⼦メールのみ」に設定します。
2. 実行する処理は「ルーティング」を選択します。
3. ルーティング先となる「転送先のメールサーバー」をプライマリIP/ホスト名欄に設定します。
4.「ルールの追加」をクリックし、「受信者グループ」を選択します。
5.「グループを参照する」より、上記の手順1にて作成した宛先グループ名を選択し、「電子メール受信者」にて「選択したグループのいずれかに含まれています」を選択、「保存」をクリックします。
その後、「データ保護」の「電子メールポリシー」一覧が表示されるので、作成したポリシーの右側の「アクティブ化」をクリックして有効化します。なお、ポリシーの優先度は、左側の▲マークにて変更ができます。