この技術文書ではクリック時URL保護サービスをご利用いただいている環境において、以下のような状況が発生した際の対応をご紹介しています。
・ メッセージ内に含まれる不審なURLが含まれているにもかかわらずクリック時URL保護サービスにてURL の書き換えられていない
・メッセージ内に含まれる不審なURL が"https://clicktime.symantec.com/ "で始まる URL リンクに書き換えられているが、リンクをクリックした際にブロックページが表示されず、危険なコンテンツや悪意のあるコンテンツが掲載されていると思われるサイトに接続されてしまう。
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クリック時URL保護サービス (Click-time URL Protection)
1. 上記のような状況が発生した際、ClientNet ポータルにて現在のクリック時URL保護サービス の設定状況をご確認ください。
メニュー:サービス > 電子メールサービス > マルウェア対策 内の"クリック時 URL 保護設定" タブ
2. メッセージを受信したドメインにてクリック時 URL 保護サービスが有効になっているかご確認ください。
また、あわせてグローバルレベルでの設定状況をご確認ください。
3. 対象となるURL がお客様ネットワークセキュリティ機器のホワイトリストに登録されていないことをご確認ください。
4. ClientNet ポータルの設定に特に問題点が確認されなかった場合、MyBroadcom ポータルサイトより新規ケースを発行しお問合せください。
お問合せの際は実際のメッセージをケースに添付しないようご注意ください。
クリック時URL保護サービスにて検出されなかったメッセージの提出について
現時点では、ClientNet ポータルのスパム解析ツールではクリック時URL保護サービスにて検出されなかった(すり抜けた)メッセージサンプルを受け付ける事ができません。