Release : 14.3 RU1 以降
Linux エージェントがリスクログを送信する際に、エージェントが所属するグループに割り当てられている管理サーバーリストの設定に従って作成された Sylink.xml ファイルに登録されている接続情報で SEPM に送信を試みます。
選択された SEPM に対して何かしらの理由で送信に失敗した場合、次の接続情報を利用して接続を試みます。
その接続に成功した場合にも前回 SEPM への送信に失敗したログの再送が行われるように実装されておりませんでした。
そのためリスク検出後に選択された接続先が通信できない場合、ログが欠落します。
AVMan.log に含まれるログでのみこの問題が発生します。
SEPM への接続に失敗した後の通信でログが再送されるよう、SEP 14.3 RU6 の Linux エージェントで修正されました。
SEPM 14.3 RU6 で LiveUpdate を実行することで、SEPM コンソールの [ 管理 ] - [ インストールパッケージ ] に自動的に配備されます。
クライアントにインストーラを配布してアップグレードを実施します。
Symantec Endpoint Protection Linux エージェントまたは Symantec Single Agent for Linux のアップグレード
既存のバージョンのエージェントでの回避策として、誤った設定の接続先、到達できない接続先、名前解決できないホスト名での接続先が無いように管理サーバーリストを編集したものをグループに割り当ててください。
CRE-10789
CRE-11666