Email Security.cloud のポータルにライセンス期限切れの警告が表示されたときの対応方法について
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Email Security.cloud のポータルにライセンス期限切れの警告が表示されたときの対応方法について

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Article ID: 254108

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Email Security.cloud

Issue/Introduction

2022/08/06 より、 1 つ以上のサブスクリプションが期限切れまたは存在しない場合に Email Security.cloud の管理ポータル上に警告メッセージが表示されるようになりました。





このメッセージはライセンスの更新や購入が行われない場合、 30 日後にサービスを停止することを警告する内容となっています。

2022/11/12 以降、サブスクリプションが期限切れになったテナントは、猶予期間として読み込みのみ可能な状態となります。
猶予期間中、サービスは引き続き機能しますが、サービスやアドオンの設定変更はできません。
この処置は基本サービス (Safeguard等) またはアドオン (Email Threat Detection and Response (ETDR) 等) に対して適用されます。

警告メッセージ表示後の動作について

  • 最初の警告: 有効期限まで 30 日
  • 2 番目の警告: 30 日間の猶予期間の一環として、テナント/ポータルが読み取り専用に移行します (この時点ではサービスはまだ停止されていません)
  • サブスクリプションの有効期限の 30 日前、有効期限日、および停止時に、ポータルに登録されている管理者ユーザーにメール通知が送信されます
  • SSO によるサブスクリプション管理が可能になります




Resolution

この文書では、サブスクリプションの問題に関するよくある質問をまとめています。
これらのメッセージが表示された場合の対処方法について、ご不明な点がある場合にはサポートセンターまでお問い合わせ下さい。

  1. 有効なライセンスを持っているはずだが、ClientNet 管理ポータルにライセンス期限切れのバナーが表示された。アカウントやデータが失われるリスクはあるか。
    現時点ではデータが失われることはありませんが、問題解決のためサポートセンターまでお問い合わせ下さい。

  2. 有効なライセンスを持っているはずだが、 Email Security.cloud のテナントを複数保持しているかどうかはどうすれば分かるか。
    二つ目のテナントが作成されているかどうかを確認したい場合は、サポートセンターまでお問い合わせ下さい。
    また以下のページもご参照下さい。
    サブスクリプションの管理について

    「テナント」
    Email Security.cloud の各ログインユーザー情報や各登録ドメイン及びそれらに関わる設定などが保持されている一つのアカウントのインスタンスを「テナント」と呼んでいます。
    通常は各サブスクリプションに対して一つのテナントのみが存在しますが、サブスクリプションの更新処理が正しく行われなかった場合に、新しい契約が割り当てられた別の新規テナントが作成されてしまっていることがあります。

  3. 有効なライセンスを持っていなかったので、購入または更新する必要がある。どのように注文すれば良いか。
    購入元の販売代理店までお問い合わせ下さい。

  4. 他に警告メッセージが表示される条件はあるか。
    テナント上に複数のサブスクリプションが登録されていて、そのうちの一つが期限切れとなった場合に表示されることがあります。
    例.
    • Email Safeguard の契約は更新したが、 Email Threat Isolation または Email Threat Detection and Response の更新が行われていない。
    • 試用版のライセンスが有効になっている場合。

      有効になっているサービスを確認したい場合は、サポートセンターまでお問い合わせ下さい。

  5. 二つのテナントを保持しているが、現在利用していない方のテナントにサブスクリプションが割り当てられている。利用しているテナントにサブスクリプションを移行したい。
    [サブスクリプションの管理] のページでサブスクリプションを移行することができます。移行方法の詳細は以下のページをご参照下さい。
    テナントから別のテナントへのサブスクリプションの転送

  6. 二つのテナントを保持していてサブスクリプションの移行が必要だが、移行先テナントのユーザー名やパスワードを覚えていない。
    移行先テナントのユーザー名やパスワードが分からない場合は、サポートセンターまでお問い合わせ下さい。

  7. サブスクリプションの更新手続きを行っているが、手続きに時間がかかるために完了前に期限切れとなってしまう。
    購入元の代理店もしくは担当営業にご連絡いただき、一時的なサービスの延長を申請して下さい。

  8. 利用しているテナントにサブスクリプションを移行したので、移行元の利用していないテナントを削除したい。
    以下のページをご参照下さい。
    テナントから別のテナントへのサブスクリプションの転送

  9. [サブスクリプションの管理] ページはどこからアクセスできるか。
    ClientNet 管理ポータルの以下のメニューからアクセス可能です。
    [ツール] > [サブスクリプションの管理]


  10. Email Security.cloud を利用している別の会社と合併して、それぞれのテナントはそのまま維持することにした。両テナントでサブスクリプションを共有するにはどうすればよいか。
    サブスクリプションを所有する複数のテナント間で共有することが可能です。
    なお、テナント間でサブスクリプションを共有する場合、利用規約に基づき契約されている累積ユーザー数を超えることはできないことにご注意下さい。利用ユーザー数の追加購入が必要となる場合があります。

    共有方法の詳細は以下のページをご参照下さい。
    テナント間でサブスクリプションを共有する

  11. 契約しているサブスクリプションの中でどのサブスクリプションが期限切れとなっているかを確認したい。
    サブスクリプションの内容を確認できるレポートが追加されました。([サービスのサブスクリプション])


    以下の画面からレポート要求を実行して、 [サービスのサブスクリプション] のレポートを発行します。各サブスクリプションの開始日、終了日とステータスが確認できます。
    [レポート] > [レポート要求]

  12. Email Security.cloud 製品の詳細を確認したい。
    Email Security.cloud は 2 つのコンポーネントで構成されています。
    • Email Safeguard (基本)
    • Email Safeguard (基本) + Email Threat Detection and Response (拡張)

      製品の詳細については、こちらをご参照下さい。