Restart Manager機能を有効とすることでどのようなことが実現できますか?
MIM 12.5
Restart Manager機能によって、各MIMシステムにて、予期せぬMIM停止時や定期メンテナンス時等に、MIMを自動的に再起動することできます。
当機能によりMIIでは、再起動処理中、グローバル資源の整合性を維持します。
ローカルENQ/DEQ処理は、MIMの停止が検出された時点、またはLOADLIB REFRESHFROMコマンドが発行された時点から、MIM管理下のQNAMEに対して保留状態となります。
システムは再起動が完了し、グローバル資源排他処理が再開されるまで保留状態となります。
Restart Manager機能を有効とするには起動PROCは以下の指定が必要です。
1) SUB=MSTRによる起動
2) 起動PROC内にPDSデータセットでMIMPARMS とオプションでMIMMSGSを指定
3) 起動PROC内の「PGM=」を「MIMDRBGN」から「MIMDRRM」に変更
また、SUB=MSTRによる起動のため以下制限があります。
- 当PROCは、JESによりサポートされるユーザーPROCLIBではなくSYS1.PROCLIBに保管します。
- SYSIN、SYSOUT、またはVIOデータセットは参照できません。
以下はRestart Manager機能を有効とした起動PROC例です。
//MIM125 PROC CMNDS=MIMCMNDS, <- MIMCMNDS
// FORMAT=NONE, <- NONE
// MEMBER=MIMINIT, <- MIMINIT
// REUSE=YES, <- YES
// SYNCH=MIMSYNCH, <- MIMSYNCH
// SYSID=,
// WAITSTAT=NEVER, <- NEVER
// PFX=MIM125.
//*
//*===================================================
//*
//* CA MIM RESTART MANAGER
//*
//* PGM=MIMDRRM INSTEAD OF PGM=MIMDRBGN
//*===================================================
//MIMGR EXEC PGM=MIMDRRM,TIME=1440,REGION=4M,
// PARM=('COMMANDS=&CMNDS','FORM=&FORMAT',
// 'MEM=&MEMBER','REUSE=&REUSE',
// 'SYNCH=&SYNCH','SYSID=&SYSID',
// 'WAITSTAT=&WAITSTAT')
//*
//STEPLIB DD DISP=SHR,DSN=&PFX.CBTDLOAD
//MIMPARMS DD DISP=SHR,DSN=&PFX.CBTDPARM
//MIMMSGS DD DISP=SHR,DSN=&PFX.CBTDMSEN
//MIMLOG DD DISP=SHR,DSN=&PFX.MIMLOG
//MIMTBL00 DD DISP=SHR,DSN=&PFX.CF00
//MIMTBL01 DD DISP=SHR,DSN=&PFX.CF01
起動コマンド
「S MIM125,SUB=MSTR」
Old Japanese Knowledge document ID: JTEC003135
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