エラー 1603 でインストールが失敗し、SIS_INST.log には "ERROR | SIS File C:\Program Files\Symantec\Symantec Endpoint Protection\14.3.8268.5000.105\bin64\ELAMInst.exe is not trusted. Verification result: 20" が記録される
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Symantec Endpoint Protection (SEP) クライアントのインストールが 1603 エラーで失敗する。SIS_INST.log には以下のエラーが記録されている。
ERROR I SIS File C:\Program Files\Symantec\Symantec Endpoint Protection\14.3.8268.5000.105\bin64\ELAMInst.exe is not trusted. Verification result: 20
Cause
ルート証明書がないため
Resolution
この問題は Symantec Endpoint Protection 14.3 RU6 で修正されました。最新の SEP バージョンの入手方法については、下記の技術文書を参照してください。
回避策:
この問題を解決するには、Windows Update を実行してルート証明書を更新します。
システムが閉鎖環境にありインターネットにアクセスできない場合は、次の手順で更新してください。
問題が発生している端末と同じ OS で且つインターネットに接続できるシステムで、次の手順を実行します。
1. 管理者権限でコマンドプロンプトを開きます。
2. 下記のコマンドを入力します。
CertUtil -generateSSTFromWU Rootstore.sst
ルート証明書の更新がコマンドプロンプトのカレントディレクトリに "Rootstore.sst" ファイルとして保存されます。
3. Rootstore.sst ファイルを、問題の発生している端末にコピーします。
問題が発生している、インターネットに接続できない端末で以下を実行します。
1. OS の [スタート] - [ファイル名を指定して実行] をクリックします。
2. certmgr.msc と入力して証明書マネージャが起動します。
3. [信頼されたルート証明機関] の項目を右クリックします。
4. [すべてのタスク] - [インポート] を選択します。
5. [次へ] をクリックします。
6. [参照] をクリックし、右下の選択ドロップダウンでファイルの種類を [すべてのファイル (*.*)] に変更します。
7. Rootstore.sst ファイルがある場所に移動し、ファイルを選択します。
8. [次へ] をクリックします。
9. [証明書をすべて次のストアに配置する] を選択して、証明書ストアが [信頼されたルート証明機関] であることを確認します。
10. [次へ] をクリックし [完了] をクリックします。
# sst ファイルに含まれる全ての証明書をインポートするため [はい] を何度もクリックする必要があります。
11. 再度手順 1 ～ 10 を繰り返します。手順 3 と 9 では [信頼された発行元] を指定してください。
12. 証明書のインポートが完了したら SEP クライアントのインストールを実施します。
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