エンドポイントエージェントログの採取方法
search cancel

エンドポイントエージェントログの採取方法

book

Article ID: 249172

calendar_today

Updated On:

Products

Data Loss Prevention Endpoint Prevent Data Loss Prevention Endpoint Discover Data Loss Prevention

Issue/Introduction

Data Loss Prevention (DLP) エージェントのログは、どのような手順で採取できますか?

Resolution

注意: ログファイルを採取する前に、通常、ログレベルをFINESTに設定し、問題を再現してからログを採取します。
DLPエージェントのログレベルをFINESTに上げるには、「DLPエージェントのログレベルを ”詳細レベル(高)” (FINEST) に上げる方法」をご覧ください。

エージェントログファイルを採取する方法は、一般的に2つの方法があります。
1つ目は、Enforceコンソールを通して、リモートでクライアントからログを引き出す方法です。できる限りこの一つ目の方法を使用してください。
2つ目の方法は、エージェントからEnforceコンソールへの接続に問題があり、エージェントの診断が必要な場合に使用されます。

方法1: Enforceコンソールからリモートでログを引き出す方法

Enforce UIから直接エンドポイントエージェントログを採取するには、Enforceサーバーからエンドポイントエージェントにタスクを送信し、エンドポイントサーバーからエンドポイントエージェントのログを収集する2段階のプロセスが必要です。

Step 1. エンドポイントサーバーへのファイルのアップロードをエージェントに指示

  1. システム > エージェント > 概要を開きます。
  2. ログを採取したいエージェントを選択します。



  3. エージェントの選択後、「ログのプル」をクリックします。
  4. 「エージェントログ」を選択し、「OK」をクリックします。


    「実行中のタスク」アイコン(再生ボタン付きクリップボード ) が、エージェントの横に表示されます。
    エージェントのログを収集後、このアイコンは消えます。
    Step 2に進む前に、実行中のタスクアイコンが消えるのをお待ちください。

Step 2. エンドポイントサーバーからログを採取

タスクがエンドポイントエージェントに送信された後、以下の手順でエンドポイントサーバーからエンドポイントエージェントログを採取してください。

  1. システム > サーバー > ログ を開きます。
  2. サーバーのドロップダウンリストより、エンドポイントサーバーを選択します。
  3. エージェントログのチェックボックスにチェックを入れ、必要に応じてEnforceサーバーのログにもチェックを入れます。



  4. 「ログの収集」ボタンをクリックします。

「進行中」と「xサーバーからのファイルの受信を待っています」のメッセージがチェックボックスの下に表示されます。
ログファイルが利用可能になると、ログが含まれたzipファイルのダウンロードリンクが表示されます。

方法2: ローカルエージェントログファイルの収集

この方法は、エージェントがサーバーに接続できず、ファイルがアップロードできない場合に使用されます。
ローカルでエージェントログファイルを採取するには、2つのオプションがあります。
1つ目は、ログの難読化の解除です。
2つ目のオプションは、logdumpユーティリティを使う方法です。この手順に必要なエージェントツールを入手するには、Agent Install Source Files Informationをご覧ください。

オプション1: ログの難読化解除

Increase the logging level of DLP agents to FINESTに記載されているように、ログファイルの難読化を解除するには、update_configuration.exeを使用できます。(DLP15.0および、それ以前のバージョンのWindows環境のみ使用可能) 
2つ目の方法は、vontu_sqlite3 ツール (MacおよびWindows クライアントで使用可) を使用して、cg.ead データベースファイルで設定テーブルを更新し、Logging の設定でObfuscateを0に 設定する方法です。(詳細は DLPエージェントのログレベルを ”詳細レベル(高)” (FINEST) に上げる方法 にも記載されています。)

deobfuscatingツールを使用した手順例

1. エンドポイントツールをクライアントマシンにコピーします。
2. DLPエージェントを停止します。 (service_shutdownを使用)
3. 古いログファイルを削除、または名前の変更を行います。
4. DLPエージェントを開始します。
5. ログの難読化を解除するために、ツールを実行します。(update_configuration またはvontu_sqllite3)
6. DLPエージェントを停止します。
7. DLPエージェントを開始します。
8. edpaログが読めるようになっていることを確認します。
9. 問題を再現します。
10. ログファイル (edpa*.log) を採取します。

オプション2: logdumpユーティリティを使用

Log Dumpユーティリティは、難読化されたログを読み、それらのログを読み取り可能なファイルに保存するために使用することができます。
主な欠点は、ログレベルがFINESTに設定されていないと、ログファイルには問題を調査するために必要な情報が含まれていない場合があることです。

logdumpユーティリティを使用した手順例

1. エンドポイントのツールをクライアントコピーします。
2. 問題を再現します。
3. edpa ログでlogdumpユーティリティを実行します。
4. 読み取り可能なファイルを採取します。

Additional Information

※ このドキュメントは、以下のドキュメントを元に作成されています。

Steps to collect the Endpoint Agent logs