Teefer カーネルキャッシュモードを有効にしてパフォーマンスを向上させる方法
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Teefer カーネルキャッシュモードを有効にしてパフォーマンスを向上させる方法

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Article ID: 248875

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Endpoint Protection

Issue/Introduction

Symantec Endpoint Protection (SEP) のファイアウォール機能がインストールされている場合、ファイアウォールコンポーネントが原因でネットワーク速度や転送性能が低下することがある。

Cause

ユーザーモードまたはプロセス空間で処理するユーザーモードファイアウォール機能が転送速度の低下の原因です。

Resolution

Teefer カーネルキャッシュを有効にするには、すべてのユーザーモード処理を無効にして、すべての処理をカーネルドライバレベルで維持し、キャッシュを有効にしてパフォーマンスを向上させる必要があります。この機能は、ファイアウォールポリシーで次のコンポーネントが無効になっている場合にのみ実行されます。

  • ファイアーウォールポリシー
    • 保護とステルス
      • 保護の設定
        • サービス拒否検出を有効にする
      • ステルスの設定
        • OS フィンガープリントの隠ぺいを有効にする
    • ピアツーピア認証の設定
      • ピアツーピア認証を有効にする
  • 侵入防止ポリシー
    • カスタム侵入防止シグネチャ
      • [カスタム侵入防止シグネチャ] タブにカスタム侵入防止ルールが作成されていないことを確認します。
      • このタブは空白である必要があります。

またファイアウォールルールで [パケットログに書き込み] を有効にしている場合も機能しません。

これらの機能をすべて無効にすると、処理は Teefer カーネルドライバー上で行われキャッシュ機能が有効になり、ネットワーク転送速度が改善されます。

Additional Information

[英語文書] How to enable teefer kernel cache mode for improved peformance