CD-ROM または DVD-ROM ドライブにメディアを挿入すると、そのドライブは Auto-Protect のスキャン対象から除外されます。メディア (CD または DVD) は読み取り専用なので、メディア上で見つかった感染したファイルを Symantec Endpoint Protection (SEP) が変更することはできません。
注: 「Auto-Protect から除外される」の意味は、CD/DVD はドライブに挿入してすぐにはスキャンされませんが、アクセス時にスキャンするように Auto-Protect が設定されていれば、CD/DVD 上のファイルはアクセス時に自動で Auto-Protect によりスキャンされます。アクセス時にファイルをスキャンするように Auto-Protect が設定されているかどうかを確認するには、後述の手順を参照してください。
Auto-Protect はハードディスクへアクセスするファイルをブロックするので、システムに対する脅威はありません。しかし、感染した元のファイルを削除するには、CD-ROM または DVD-ROM ドライブからメディアを取り出し、物理的に破壊する必要があります。
CD-ROM または DVD-ROM ドライブをスキャンするには 2 つの方法があります。
- ドライブを右クリックし [ウィルススキャン] をクリックします。
- CD-ROM または DVD-ROM ドライブを対象に含めた手動スキャンを実行します。
Symantec Endpoint Protection Manager (SEPM) で、アクセス時にファイルをスキャンするように Auto-Protect を設定する方法
注: 管理下の SEP クライアントに対しては、この方法で設定してください。
- SEPM コンソールにログインします。
- [ポリシー] をクリックします。
- [ウイルスとスパイウェアの対策ポリシー] をクリックします。
- ポリシーを右クリックし [編集] をクリックします。
- [Auto-Protect] をクリックします。
- [スキャンと監視の拡張設定] をクリックします。
- [ファイルのアクセス時または修正時にスキャンする] が選択されていることを確認します。選択されていない場合は、このオプションを選択します。
- OK をクリックします。
- OK をクリックしてポリシーを保存します。
SEP クライアントで、アクセス時にファイルをスキャンするように Auto-Protect を設定する方法
注: 管理外 SEP クライアントでは、この方法で設定してください。
- OS デスクトップの [スタート] - [Symantec Endpoint Protection] - [Symantec Endpoint Protection] を選択して、SEP クライアントの GUI を表示します。
- [設定の変更] をクリックします。
- [ウイルスとスパイウェアの対策] の横にある [オプションの設定] をクリックします。
- [Auto-Protect] タブをクリックします。
- [拡張] をクリックします。
- [ファイルのアクセス時または修正時にスキャンする] が選択されていることを確認します。選択されていない場合は、このオプションを選択します。
- OK をクリックします。
- OK をクリックして SEP クライアントの GUI を閉じます。