Privileged Access Manager ( 以下 PAM ) をアップグレードした後で、 PAM HTML Web SSO のオートログインを設定しているターゲットにおいてログイン画面が表示され、オートログインができなくなる。
ラーニングモードでアカウントなどを再登録するとオートログインが可能になる。
Release : 4.0.2
Component : PRIVILEGED ACCESS MANAGEMENT
以前のバージョンではラーニングモードで記録したユーザの情報をロケールに依存したプロパティ名に基づき保存していました。
4.0.2では各言語のリソースファイル中でアカウント名に関するプロパティ名が変更されたため、以前の保存したラーニングモードの情報で正しい値が取り出せない状況になっており、自動ログインに失敗しました。
改めてラーニングモードを実行することでプロパティ名が正しくなるため正常に動作するようになります。
本問題は4.0.4または、4.1.1で修正予定です。
4.0.2a にアップグレードが完了している環境での回避策は、ラーニングモードで自動ログインの再設定を行う必要があります。
ただし、4.0.4 または、4.1.1の修正バージョン適用後に再度ラーニングモードでの再設定が必要となります。
直接 4.0.4 または、 4.1.1にアップグレードした場合には再設定は不要となります。