この技術文書では、VMWare ESX/ESXi のスナップショットによるSymantec Messaging Gateway(SMG) のバックアップ手順についてご紹介しています。
Symantec Messaging Gateway (SMG)
VMWare ESX/ESXi のスナップショット機能によるバックアップは、SMG/SMG-SP 仮想環境(ゲストOS)がパワーオフの状態で作成される場合にのみサポートされます。
SMG/SMG-SP が稼働している状態でのスナップショットはサポートされません。
スナップショットを取得する前にメッセージキューに処理中のメッセージが残っていないことをご確認ください。
処理中のメッセージが残っていた場合、スナップショット復元時にキュー内のメッセージが再配送処理される可能性があります。
SMG シャットダウン方法はヘルプにてご紹介しています。
SMG コマンドライン インターフェースにて作業する場合の手順は以下のとおりです。
以下4. まで終了した後にESX/ESXi にてスナップショットを取得してください。
1. メッセージ受け入れを停止します
cli> mta-control pause-mode pause-accept
2. 配信キュー内メッセージを配信します
cli> mta-control delivery flush
3. 配信キュー内のメッセージが0 になることを確認します
cli> mta-control delivery query-queue
大量のメールを処理する実稼働システムでは、この作業に時間がかかることがあります。
4. シャットダウンします
cli> shutdown
各コマンドの説明は以下ヘルプならびに、コマンドラインリファレンスにてご紹介しています。
コマンド
サービスの停止やシャットダウンをスケジュールにて処理することはできません。
スケジュールバックアップを行う場合は、SMG のバックアップ機能をご利用ください。