SymDiag が完了しなかった場合の情報提供方法について
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SymDiag が完了しなかった場合の情報提供方法について

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Issue/Introduction

SymDiag を実行したが途中で処理が止まり、完全に完了させることができなかった。何度か SymHelp を実行したが、毎回、完全に完了することなく停止してしまう。途中まで収集した情報をテクニカルサポートに提供して、調査ができないかを判断してほしい。

Resolution

ごく稀に Symantec Diagnostic Tool (SymDiag) での情報収集が完全に完了しない、もしくは情報収集処理が中断されるといった状況が発生する場合があります。
そのような場合に、SymDiag の UI から保存したデータではなくても、Symantec サポートにとって重要な情報を提供することができる可能性があります。
SymDiag は実行されると、いくつかのディレクトリとデータベースファイルをユーザーの %temp% 領域に作成します。
収集されたデータの多くがデータベースファイルに保存され、それ以外のファイルは temp 領域のディレクトリのサブディレクトリに保存されます。

Symantec サポートに、途中完了した SymDiag で収集できた範囲の情報を提供する場合の手順は以下の通りです。

注: 以下の操作は SymDiag の実行中に行ってください。SymDiag を [キャンセル] ボタンで終了してしまうと、一時ファイルは削除され、回収できなくなります。

  1. SymDiag の情報収集が停止した箇所の画面ショットを取得します。(任意)


  2. ユーザーの %temp% ディレクトリを開きます。


  3. .SdDb というファイルと、最も直近のタイムスタンプの Temp#### (#### はランダムな数字) ディレクトリを探します。同様に .log や .SdDb-journal といったファイルが確認できる場合もあります。WPP デバッグログ記録を有効にしていた場合は symdiag_etl というフォルダも探します。

    リモートデスクトップでログインしている場合、%temp% は ..\Local\Temp\<数字> フォルダになりますが、上位の ..\Temp フォルダ内に上記のファイルがないか、あわせて確認してください。


  4. .SdDb ファイルと、Temp#### フォルダ、symdiag_etl フォルダ、存在する場合は .log や .SdDb-journal、を同一フォルダにコピーして、コピー先のフォルダを zip 形式で圧縮します。これにより提供時のファイルサイズを大幅に削減できます。

  5. 圧縮ファイルを Symantec サポートに提供します。その際、画面ショットやその他にサポートから収集を依頼された情報があれば合わせて提供します。

Additional Information

[英語文書] Providing data to Symantec Support when SymDiag won't complete