SEP クライアントへの Rapid Release 定義の適用
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SEP クライアントへの Rapid Release 定義の適用

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Article ID: 231927

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Endpoint Protection

Issue/Introduction

  • 管理外の Symantec Endpoint Protection (SEP) クライアントに Rapid Release 定義を適用する方法を知りたい。
  • すべてのクライアントに Rapid Release 定義を配布するために、Symantec Endpoint Protection Manager (SEPM) に Rapid Release definition 定義を適用する方法が知りたい。
  • 認証済みの定義ではまだ検知できない新しい脅威があり、その対応のために Rapid Release 定義を適用する必要がある。

Environment

  • SEP 14.3.x クライアント
  • SEPM 14.3.x

Resolution

Rapid Release ウイルス定義には二つのフォーマットがあります。:

  • Intelligent Updater (IU) 実行ファイル - 個々の SEP クライアントで更新することができます。
  • JDB 定義ファイル - 関連するすべての SEP クライアントに定義を配布するために、SEPM を更新するために利用します。

注: Rapid Release JDB 定義を SEPM に適用する前に、テストを行うことを推奨します。過剰検知などを減らすために、IU の実行ファイルで数台の SEP クライアントを手動で更新します。

SEP クライアントを手動で更新する (SEP 14.3 RU4 以下のみ)

  1. Rapid Release ウイルス定義のサイト に移動します。
  2. SEP のバージョンとインストールの種類に合った適切な .exe ファイルをダウンロードします。
  3. 更新したいクライアント上でファイルを実行し、画面の指示に従います。
  4. SEP クライアントを開き、ウイルスとスパイウェア対策定義の日付が更新されていることを確認します。

注: もし IU の実行ファイルが失敗する場合、 SEPM 管理下の SEP クライアントは "サードパーティコンテンツ管理" オプションを利用して更新することができます。詳細については .jdb ファイルをダウンロードして管理クライアントの定義ファイルを更新する を参照してください。

SEPM を手動で更新する

  1. Rapid Release ウイルス定義のサイト に移動します。
  2. JDB ファイルをダウンロードします。
  3. Rapid Release の JDB ファイルを SEPM に適用するために .jdb ファイルをダウンロードして Endpoint Protection Manager の定義を更新する の指示に従います。
  4. SEPM の LiveUpdate ポリシーの設定に応じて、Rapid Release 定義が SEPM から SEP クライアント へ更新されます。

Additional Information

Rapid Release 定義の主な焦点は新しい脅威を迅速に検出することです。脅威の発生に対抗したり、企業の境界で受信ファイルをスキャンしたりするのに非常に有効です (メールセキュリティ製品など)。これらの Rapid Release 定義では、より堅牢な検出機能を後から拡張します。

Rapid Release 定義は完全に保証されていません。そのためクライアントへ手動で適用、もしくは LiveUpdate 経由で適用できないクライアントのために SEPM に手動でインストールする必要があります。

詳細は ウイルス定義の更新に関するよくあるご質問 を参照してください。

 

[英語文書] Applying Rapid Release definitions to Endpoint Protection clients