バッチファイルを利用して SEP 関連サービスを停止する方法
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バッチファイルを利用して SEP 関連サービスを停止する方法

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Article ID: 230084

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Endpoint Protection

Issue/Introduction

バッチファイルで Symantec Endpoint Protection (SEP) クライアントのサービスを停止したり開始したりできるか知りたい。

Resolution

スケジュールしているシステムバックアップが SEP が動作していることにより失敗する場合、SEP サービスの停止や開始を行うバッチファイルを作成してスケジュールに組み込むことで回避できる場合があります。

バッチファイルを利用して SEP クライアントの関連サービスを停止 / 開始するには、以下の例のようなバッチファイルを作成し、実行してください。

注意: サービスを停止中はセキュリティ対策が無効な状態になります。

SEP クライアントの停止用バッチファイル例:

pushd "C:\Program Files (x86)\Symantec\Symantec Endpoint Protection"
smc -stop
ping localhost -n 60 > nul
sc stop SRTSP
popd

"ping localhost -n 60 > nul" の 60 (秒) は、"smc -stop" によって Symantec Endpoint Protection サービスが完全に停止するまでの待ち時間となります。Symantec Endpoint Protection サービスが完全に停止した後でないと、"sc stop SRTSP" コマンドにより Auto-Protect ドライバを停止できません。上記例では 60 (1 分) と設定していますが、完全にサービスが停止するまでの時間は環境に依存するため、必要に応じて調整してください。 

SEP クライアントの開始用バッチファイル例:

pushd "C:\Program Files (x86)\Symantec\Symantec Endpoint Protection"
sc start SRTSP
smc -start
popd

注意: SEP のインストールフォルダを変更している場合は 1 行目のパス名をインストールフォルダに変更してください。またバッチファイルは管理者権限で実行する必要があります。