この問題は、大量のデータを含むレポートを実行したりログを生成したりした場合に発生します。問題を解決するには MS SQL サーバーの接続タイムアウト値とコマンドタイムアウト値を増やしてください。
MS SQL サーバーの接続タイムアウト値とコマンドタイムアウト値を変更するには:
- SEPM コンピュータで Windows エクスプローラを起動します。
- <SEPM インストールフォルダ>\Php\Include\Resources フォルダに移動します。
- Reporter.php ファイルをメモ帳などのテキストエディタで開きます。
- $CommandTimeout の行を見つけて値 (秒) を増やします。行が存在しない場合は作成してください。例えばタイムアウトを 10 分にするには、この行を次のように変更します。
$CommandTimeout = 600;
- ConnectionTimeout の行を見つけて値 (秒) を増やします。行が存在しない場合は作成してください。例えばタイムアウトを 10 分にするには、この行を次のように変更します。
$ConnectionTimeout = 600;
- Reporter.php ファイルを保存して閉じます。
- Reporter2.php にも手順 4 と 5 の値を追加・編集します。
注: 0 を指定したり何れかの値を空白にした場合 Reporting Server はデフォルト値である 300秒 (5分) を使用します。
大量のデータを含むレポートを実行したりログを生成したりする際に、終了したプロセスや CGI のエラーが発生する場合は以下のいずれかのタイムアウト値を変更してみてください。
- php.ini ファイルの max_execution_time
- トランザクションのタイムアウト
- Apache のタイムアウト値
max_execution_time のタイムアウト値を変更するには:
- SEPM コンピュータで Windows エクスプローラを起動します。
- <SEPM インストールフォルダ>\Php フォルダに移動します。
- Php.ini ファイルを右クリックして [プロパティ] をクリックします。
- [全般] タブで [読み取り専用] のチェックを外し [OK] をクリックします。
- Php.ini ファイルをメモ帳などのテキストエディタで開きます。
- max_execution_time の項目を探し値 (単位:秒) を増やします。例えばタイムアウトを 10 分にするには、この行を以下のように変更します。
max_execution_time=600
- Php.ini ファイルを保存して閉じます。
- Php.iniファイルを右クリックして、「プロパティ」をクリックします。
- [全般] タブで [読み取り専用] をチェックし [OK] をクリックします。
トランザクションのタイムアウト値を変更するには:
- Windows のタスクバーで [スタート] - [プログラム] - [管理ツール] - [コンポーネントサービス] の順にクリックします。
- 左側のペインで [コンポーネントサービス] - [コンピュータ] を展開します。
- [マイコンピュータ] を右クリックし [プロパティ] をクリックします。
- [オプション] タブの [トランザクション タイムアウト] ボックスに任意の値 (秒単位) を入力します。
- [OK] をクリックします。
httpd.conf で Apache のタイムアウトパラメータを変更するには:
- SEPM コンピュータで Windows エクスプローラを起動します。
- <SEPM インストールフォルダ>\apache\conf フォルダに移動します。
- httpd.conf ファイルをメモ帳などのテキストエディタで開きます。
- 以下の行を見つけてデフォルトの値よりも値 (秒) を増やしてください。
FcgidIOTimeout
FcgidBusyTimeout
FcgidIdleTimeout
- httpd.conf ファイルを保存して閉じます。
設定が終了したら Symantec Endpoint Protection Manager サービスおよび Symantec Endpoint Protection Manager Webserver サービスを再起動するか、サーバを再起動してください。