製品のランタイム・ライブラリについてリネームを試みたが、"IN USE"ステータスとなり変更できない。
例)
Prefix.CAW0LINK
Prefix.CAW0LOAD
Prefix.CAW0PLD
Prefix.CCCSLINK
Prefix.CCCSLOAD
Release : ALL
LLAがデータセットをアロケーションしているため、名前を変更することはできません。
リネームを行う場合は、次の手順を実施してください。
1. "D PROG,APF" および "D PROG,LNKLST" コマンドを入力し、APFおよびLNKLSTの登録状況を確認してください。
LNKLSTについては、LNKLST SETの名前を確認してください。
例)
D PROG,APF
CSV450I hh.mm.ss PROG,APF DISPLAY nnn
FORMAT=DYNAMIC
ENTRY VOLUME DSNAME
1 xxxxxx SYS1.LINKLIB
2 xxxxxx SYS1.SVCLIB
:
:
25 xxxxxx xxxxxx.xxxxxx.xxxxxx
26 xxxxxx xxxxxx.xxxxxx.xxxxxx
D PROG,LNKLST
CSV470I hh.mm.ss LNKLST DISPLAY nnn
LNKLST SET LNKLST00 LNKAUTH=APFTAB <==この場合、LNKLST00です(IPLしたままの状態はIPLです)
ENTRY APF VOLUME DSNAME
1 A xxxxxx SYS1.LINKLIB
2 A xxxxxx SYS1.MIGLIB
:
:
20 A xxxxxx xxxxxx.xxxxxx.xxxxxx
21 A xxxxxx xxxxxx.xxxxxx.xxxxxx
2. "SETPROG LNKLST,DEFINE,NAME=new-set,COPYFROM=lnklst00" コマンドを入力し、新しいLNKLSTセットを作成してください。
これは、LNKLST00の内容をコピーし、new-setとして作成します。
3. APFとLNKLST(new-set)から該当データセットを削除してください。
APFの削除:
SETPROG APF,DELETE,DSNAME=xxxxxx.xxxxxx.xxxxxx,VOLUME=xxxxxx
LNKLSTの削除:
SETPROG LNKLST,DELETE,NAME=new-set,DSNAME=xxxxxx.xxxxxx.xxxxxx,VOLUME=xxxxxx
4. "D PROG,APF" と "D PROG,LNKLST" コマンドを入力し、該当データセットが削除されたことを確認してください。
5. "SETPROG LNKLST,ACTIVATE,NAME=new-set" コマンドで、LNKLST(new-set)をACTIVATE状態にします。
コマンド入力後、"CSV500I LNKLST SET xxxxxxxx HAS BEEN ACTIVATED" メッセージが出力されます。
6. "SETPROG LNKLST,UPDATE,JOB=*" コマンドで、アドレス空間を更新してください。
コマンド入力後、"CSV504I JOB * IS NOW USING THE CURRENT LNKLST SET" メッセージが出力されます。
7. 念のため "F LLA,REFRESH" コマンドでLLAをリフレッシュしてください。