アウトバウンドでスパム検知が発生した。誤検知と思われるため Email Submission からメールを提出したいが、システムから送信されるメールであるため、サンプルメールを取得できない。
メール誤検知が発生した場合、弊社サービスのスパム検知ルールの調整にて対応しています。
ルール調整のためには送信しようとしたオリジナルメールを Email Submission より提出していただくことが必須となっています。システム等から送信されるアウトバウンドメールでサンプルを取得できない場合、以下のいずれかの方法をご検討ください。
オリジナルメールの内容(文面)をコピーして、システムから送信されるメールを模したメールを作成します。可能であればヘッダー部分も同じものが含まれるメールを作成してください。作成したメールをメールクライアントから手動送信してスパム検知状況を確認し、検知された場合は Email Submission にて提出してください。
システムから送信されるメールの送信元アドレスでメールを受信できるように設定し、スパム検知により遮断された際にお客様のメールサーバーが送信する NDR を受信できるようにしてください。送信されたメール内容を NDR に添付して送信するようにメールサーバーを設定しますと、オリジナルメールを取得できます。オリジナルメールの一部の内容のみしか NDR に含まれない場合でも、上記のメール手動作成時に参考にすることができます。
社内メールを弊社サービスにルーティングしているメールサーバーの前段のネットワーク上に一時的にメールサーバーを配置し、システムからそのメールサーバー宛にメールを送信します。メールサーバーで受信したメールを参考にサンプルメールを作成し、メールクライアントから手動送信してスパム検知状況を確認し、検知された場合は Email Submission にて提出してください。
システムから送信されるメールをネットワーク経路上にてパケットキャプチャしてください。SMTP セッションで送信される文字列をすべて復元することにより、メール内容を取得できます。取得文字列から .EML ファイルを作成し Email Submission にて提出してください。
事象が解消しない場合は、当該システムが送信するメールについては弊社サービスを経由せずに送信されるようご利用のメールサーバーを設定してください。
注意事項:
1. 承認送信者リスト
承認送信者リストはインバウンドメールについてのみ有効です。アウトバウンドメールではスパムスキャンをバイパスすることはできません。
2. Email Submission で提出するメール
Email Submission での検査は弊社サービスに送信されたメールのみが検査対象となります。弊社宛に送信されていないメールを提出しても正しく検査は行われません。