Symantec Endpoint Protection (SEP) クライアントの WPP デバッグログ記録を有効にする方法について説明します。
SEP クライアントの WPP デバッグログ記録を有効にすると、以下の各ログ記録が有効になります。
注: SEP クライアントのデバッグを有効にする前に、Windows レジストリへの変更を許可するために、改変対策を無効にする を参照して改変対策機能を一時的に無効にしてください。
1. OS の [スタート] - [ファイル名を指定して実行] をクリックして regedit と入力します。
2. Windows でレジストリをバックアップおよび復元する方法 を参考に、レジストリをバックアップします。
3. 左のペインで、次のレジストリサブキーに移動します。
注: DebugLogging サブキーが存在しない場合は作成してください。
注: SEP14.3 RU5 以降で設定する場合は 32 ビット OS の設定を使用してください。
4. 右側のペインで、必要に応じて以下の DWORD 値を 10 進数で設定してください。
(DWORD) Enabled = 1
1 = ログ記録を有効にします。
0 = ログ記録を無効にします。
(DWORD) DurationMS = 604800000
SEP サービスの起動後、デバッグログ記録が有効になる期間をミリ秒単位で指定します。
デバッグログ記録は SEP サービスの開始直後から記録され、指定した期間に達するか、MaxFilesizeMB の制限に達したときに終了します。
(DWORD) MaxFilesizeMB = 800
作成される個々のログファイルの最大ファイルサイズ制限をメガバイトで指定します。DurationMS の値を増やした場合、この設定を増やします。
指定されたサイズ制限に達すると、ログ記録が自動的に停止します。
(DWORD) MaxFiles = 1
新しいログを開始する前に保持する古いログファイルの最大数です。
ファイルはファイル名のタイムスタンプに基づいて削除されるため、システム時間を変更すると、ファイルの削除順序に影響します。
注意事項:
上記の設定を変更するには、SEP サービスの再起動が必要です。
1. OS の [スタート] - [ファイル名を指定して実行] をクリックし、 smc -stop と入力してください。
2. OS のタスクトレイから Symantec Endpoint Protection の盾アイコンが消えたら、 smc -start と入力してください。
デバッグログ記録を有効にすると、SMC および Sylink ログはテキストファイルに書き込まれるのではなく、WPP デバッグログにミラーリングされます。出力は以下のファイルで行われます。
これらのファイルは次の場所にあります。