SEP for Linux 14.3 MP1 : クライアントバージョンアップ後の警告メッセージについて
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SEP for Linux 14.3 MP1 : クライアントバージョンアップ後の警告メッセージについて

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Article ID: 221947

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Endpoint Protection

Issue/Introduction

Symantec Endpoint Protection(以下SEP)クライアントのバージョンを12.1.6.6から14.3 MP1へバージョンアップした。
その際、/var/log/messagesに以下の警告メッセージが記録された。

warning kernel symev_compat_sys_open & symev_ia32_syscall_table[__NR_compat_open], do not match#015

この警告メッセージはどういう意味のメッセージですか?
解消方法はありますか?

Environment

Release : 14.3 MP1

Component : Symantec Endpoint Protection for Linux

Cause

カーネルモジュールと製品のバージョンの整合性が取れていない可能性が考えられます。
なんらかの理由で古いカーネルモジュールがアンロードできずに残っている可能性が想定されます。

Resolution

本エラーが発生している場合、SEPの動作においてはAuto-Protectが正しく動作しない可能性があります。
また、最悪の場合システムクラッシュが発生する可能性も考えられます。

カーネルのバージョンと異なるカーネルモジュールがロードされている場合は、手動でカーネルモジュールを再作成していただき、
OSの再起動を行って正しいカーネルモジュールがロードされるようにしてください。

ただし、Auto-Protectが無効となっている場合にはこちらのメッセージを無視していただいても製品の動作上は問題ありませんが、
何らかの問題が発生した場合は正しくない設定での運用としてサポート対象外になりますのでご注意ください。