契約を解除する場合、CA Panvalet環境データセット群のみを削除するだけで問題はないでしょうか?
Release:ALL
CA Panvaletを使用しない場合は、アンインストール作業を行ってください。
アンインストール作業の一環として以下のような内容をご確認いただき、CA Panvaletを無効にする必要があります。
無効化が完了しましたら、システムから削除することができます。
* 導入されているCA Panvalet環境データセット群を削除しただけではCA Panvaletの使用設定が残っているため、ワーニングやエラーが発生する場合があります。
CA Panvaletライブラリは、CA Panvaletのユーティリティーでしかアクセスできないため、導入されているCA Panvalet環境データセット群を削除する前に、メンバを区分データセットにコピーする必要があります。
(CA Panvaletライブラリではメンバ名を10桁まで保有できますが、区分データセットでは8桁までです。10桁使用されている場合は、コピーを行う前にメンバ名の変更を行ってください)
* CA PanvaletのPAMモジュールをユーザー・プログラムで使用することにより、READ-ONLYでCA Panvaletライブラリにアクセスすることが可能です。
静的にリンクされている場合は、PAMモジュールがユーザー・プログラム内に残るため、ワーニングやエラーが発生する場合があります。
* ユーザーCLIST等にCA Panvalet TSOコマンドが含まれている場合、導入されているCA Panvalet環境データセット群を削除すると、ワーニングやエラーが発生する場合があります。
* CA Panvalet ISPFオプションを使用されている場合、導入されているCA Panvalet環境データセット群はLOGON PROCに設定されているため、これを削除するとワーニングやエラーが発生する場合があります。
* CA Panvaletサブシステムを使用されている場合、SYS1.PARMLIB(PANSYSxx, IEFSSNxx)にサブシステムの設定が残っていることが前提となっており、導入されているCA Panvalet環境データセット群を削除すると、ワーニングやエラーが発生する場合があります。
詳細は、Uninstallマニュアルの"Disable CA Panvalet"や"Remove CA Panvalet"をご参照ください。