NFS が実行されている Red Hat Enterprise Linux Server 7.8 環境に Symantec Endpoint Protection for Linux (SEPFL) 14.3.1148.0100 をインストールしたところ、nfsd の実行がブロックされるようになった。
SEP for Linux 14.3.1148.0100
Red Hat Enterprise Linux Server 7.8 (3.10.0-1127.19.1.el7.x86_64)
SEP for Linux 14.3.1148 がインストールされている環境の RHEL 7.8 3.10.0-1127.19.1.el7.x86_64 で、デフォルトの symev_rh_ES_7_3_10_0_862_9_1_el7_x86_64 がロードされている。
symev_rh_ES_7_3_10_0_862_9_1_el7_x86_64 は RHEL 7.8 3.10.0-1127.19.1.el7.x86_64 と互換性があるものの完全適合ではないため、環境のカーネルにマッチするよう Auto-Protect kernel モジュールのビルドを実行してください。
Manually compile Auto-Protect kernel modules for Endpoint Protection for Linux
https://knowledge.broadcom.com/external/article?articleId=152488
SEPFL 14.3MP1 以前を使用している場合、もし Auto-Protect の機能そのものを必要とせずスケージュルスキャン、マニュアルスキャンの機能のみ必要とする場合には、以下の手順で Auto-Protect の機能のみをアンインストールすることも可能です。
Auto-Protect のパッケージ名を確認します。
# rpm -qa | grep sepap
sepap-x64-14.3.1148-0100.x86_64
上記のケースでは以下のコマンドを実行した後 reboot します。
# rpm -e sepap-x64-14.3.1148-0100.x86_64
ESCRT-4918