拡張形式TMCを使用していますが、新たにVOLUMEを追加したいと思います。
TMSXTENDのSYSINのサンプルJCLはありますか?
Release:r11.0以上
OS: z/OS
TMSXTENDのJCLでは、VOLUMEレンジやDSNBの追加、削除を行うことができます。
またCPULIST DDステートメントでは、TMCを共有するCPUを除外したり、追加したりすることができます。
(サンプルJCLの格納先:prefix.CTAPJCL(TMSXTEND)
//TMSXTEND JOB (ACCOUNT) |
SYSIN DDのコントロールステートメントについて
ここでは、代表的なパラメータについて説明します。
- ADDDSNB nnnnnnn :
nnnnnnn分のDSNBレコードを新規追加します。
- ADDVOL xxxxxx-yyyyyy DEN=nn ROBTY=nn TRTCH=nn VENDOR=cccccccc DELETE :
xxxxxx-yyyyyyの範囲をボリュームレコードを新規追加します。その他のパラメータは、省略可能です。
- REMDSNB nnnnnnn :
nnnnnnn分のDSNBの空きレコードをTMCから削除します。
- REMVOL xxxxxx-yyyyyy :
xxxxx-yyyyyyの範囲のDELETEステータスのボリュームレコードをTMCから削除します。
CPULIST DDのコントロールステートメントについて
このパラメータはオプションです。
- INCLUDE SMF ID
この制御ステートメントは、拡張機能の実行時に処理すべきCA 1稼動システムのSMF IDを定義します。
INCLUDEは、カラム1で始まり、次にブランク、そしてSMF IDが続きます。制御ステートメントごとに指定できるSMF IDは1つだけです。
- EXCLUDE SMF ID
この制御ステートメントは、TMSXTENDの処理から除外すべきCA-1稼動システムのSMF IDを定義します。
EXCLUDEは、カラム1で始まり、次にブランク、そしてSMF IDが続きます。制御ステートメントごとに指定できるSMF IDは1つだけです。
EXCLUDEステートメントに指定したシステムが見つからなくても、エラーとは見なされません。
TMSXTENDユーティリティーを実行するシステムを除外することはできません。
TMSXTENDユーティリティの詳細に関してましては、『TMSXTEND Utility -- Dynamic TMC Extend Process Control Program』の章をご覧ください。
Old Japanese Knowledge document ID: JTEC002986
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