Reset Integrityとは何ですか?
いつ 、なぜ 、どのように使用するのですか ?
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Reset IntegrityジョブはVSAMの共有レコード0を削除します。
TPXが起動されクロスシステムリクエスト(複数のTPX間でファイルが共有されていること)を受け取ると、
TPXはVSAMファイルを読み取りメモリーにレコード0を作成します。
そしてTPXはレコードが存在するか否かをチェックし、
VSAMファイルにそのレコードに対して変更を書き込みます。
そのレコードが存在する場合、VSAMファイルのレコードとメモリーのレコードを比較します。
2つのレコードが一致する時は、TPXはVSAMファイルのレコードを修正します。
一致しない場合はIntegrity errorが発生します。
TPXの稼働が、単一TPXでVSAMファイル共有がない環境で、
クロスシステムリクエストを受け取らない場合、
レコードのチェックは行われず、ファイル書き込みもありません。
Reset Integrityジョブは、以下のケースで実行する必要があります。
-VSAMファイルを再編成
-VSAMファイルを移動
-VSAMファイルのカタログを移動
-TPXログにVSAM INTEGRITY ERRORメッセージが記録された場合
Reset IntegrityのサンプルはPrefix.CB0VSRC内のメンバーBATCHINIとなります。
サンプルでは起動タスク名を変更する必要があります。
詳細は以下TPXマニュアルの記載をご参照ください。
VSAM Data Sets