CA-Librarianを使えないようにするためにライセンス・キー(LMP key)を削除した。しかし、CAS9のエラー・メッセージを出力しながらも、まだ製品を使用することができます。
システムで製品を使えないようにする方法が知りたい。
Release :ALL
ライセンス・キーは、該当システムで製品を使用できる有効期限を確認するためのものです。
製品そのものを使えないようにするには、LOADライブラリ等を削除していただく必要があります。
以下の点にもご注意ください。
* LOADライブラリ等だけを削除した場合、システム内でCA-Librarianを使用するように設定されてい部分で警告やエラーが発生する可能性があります。
* マスターファイルはCA-Librarianのユーティリティでしかアクセスできないため、LOADライブラリ等を削除する前に、全メンバーを区分データセット等へコピーする必要があります。
* ユーザープログラム内でCA-LibrarianのFAIRルーチンを使用することで、READ-ONLYでマスターファイルにアクセスすることができますが、静的にリンクされている場合、ユーザープログラム内に残るため警告やエラーが発生する可能性があります。
* ユーザーCLISTなどにCA-Librarian TSOコマンドが含まれている場合、LOADライブラリ等を削除すると警告やエラーが発生する可能性があります
* CA-Librarian ISPFオプション(ELIPS)を使用している場合、LOADライブラリ等はLOGON PROCに設定されているため、削除すると警告やエラーが発生する可能性があります。
* CA-Librarianのサブシステム(SUBSYS=LAM)を使用している場合、サブシステムの設定がIPL時に実行されるCAS9 PROCのPARMLIB DDに残っている可能性があり、LOADライブラリ等を削除すると警告やエラーが発生する可能性があります。