Windows 2008 R2でSEP 14.3RU1へのバージョンアップに失敗する
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Windows 2008 R2でSEP 14.3RU1へのバージョンアップに失敗する

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Article ID: 206535

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Endpoint Protection

Issue/Introduction

Windows 2008 R2上で Symantec Endpoint Protection Manager(以下SEPM)のインストールまたはバージョンアップを行うと以下のエラーダイアログが表示され、インストールができません。

エラーメッセージ:
Symantec Endpoint Protection Managerでは、Powershell 3.0が必要です。必要なバージョンのPowershellをインストールしてから、このインストーラを再実行してください。

また、Symantec Endpoint Protection Client(以下SEPC)のインストールでは以下のエラーダイアログが表示され、インストールできません。

エラーメッセージ:
Symantec Endpoint Protectionは、SHA-2コード署名サポート更新プログラム(KB4474419)が適用されたシステムのみインストールできます。

Environment

Release : 14.3 RU1

Component : Symantec Endpoint Protection Manager

Resolution

SEPMが動作するシステム要件としては必要がないため、マニュアル等に記載はありませんが、
インストーラが動作するために必須となるため、Powershell 3.0へのアップグレードが必要と
なります。

SEPCでは、メッセージ通り、事前にKB4474419をインストールしてください。

また、Embedded Databaseが14.3 RU1からは廃止されSQLServer Expressが
新規で導入されます。
Embedded Databaseからデータは移行されますが、アップグレードの前には事前に
システムのフルバックアップまたはスナップショットを取得されることを強く推奨させて
いただきます。