Question
ROSLIB内のSAVAWSnnメンバーやZZZZZxxxメンバーをバッチ・ジョブで削除することができますか?
Release:ALL
Answer
PGM=LIBSERVEユーティリティで情報を出力することができます。以下はサンプルJCLです。
Sample
//LIBSERVE EXEC PGM=LIBSERVE,PARM='ROSCOE.CONTROL,PURGE'
//ROSLIB00 DD DSN=Prefix.ROSCOE.ROSLIB00,DISP=SHR
//ROSLIB01 DD DSN=Prefix.ROSCOE.ROSLIB01,DISP=SHR
//ROSLIB02 DD DSN=Prefix.ROSCOE.ROSLIB02,DISP=SHR
//ROSLIB03 DD DSN=Prefix.ROSCOE.ROSLIB03,DISP=SHR
//SYSPRINT DD SYSOUT=*
//SYSIN DD *
PURGE AGE=nn,LIBRARY
/*
//
PARM=には、以下のようなパラメータが用意されています。
KEY プログラムを実行するユーザーのサインオン・キー(1-22文字)
LIBSERVEの特権機能を使用するため、サインオン・キーはROプレフィックスの所有者
nnn 1ページあたりに出力する行数を2または3桁(25-150)で指定
指定する場合はカンマでサインオン・キーと区切る(省略値は56)
PURGE 以下の分類に当てはまるライブラリー・メンバーを削除
* SAVAWSnnメンバー
* ZZZZZで始まる名前のメンバー
* モニター・コマンドによってライブラリーに配置されたメンバー
PURGEは、ROプレフィックス所有者のみ指定することが可能
Roscoe起動中は、PURGEの仕様は避けてください
このパラメータが指定された時、SYSINファイルには以下のいずれかの条件があります
* PURGE制御ステートメントのみを含む
* SYSINファイルのステートメントを省略するかヌル値(例://SYSIN DD DUMMY)を指定
- 指定した場合、条件に適したメンバーを全て削除
- 削除されたメンバーは、ライブラリー・リストに出力されます
SYSINには、以下のような制御ステートメントが用意されています。
PURGE SAVAWSnnメンバー、ZZZZZで始まるメンバー、およびモニター・コマンドによって追加
されたメンバーのうち、指定した期間中にアクセスされなかったものを削除
AGE=num メンバーがアクセスされない行数を指定(0は指定できず、省略値は5)
LIBRARY 作成されたメンバー一覧を完全な形でリストし、削除されたメンバーには
『*** DATA SET HAS BEEN PURG』メッセージを付加
省略した場合は、削除されたメンバー情報のみリスト
NOSAVAWS SAVAWSnnメンバーをパージ処理の対象外とする
NOMON モニター・コマンドで作成されたメンバーをパージ処理の対象外とする
Old Japanese Knowledge Document ID : JTEC001606