Question
SMFデータを調査してもCA-RoscoeのJOB名までしか確認できません。
DSN画面(DATA SET FACILITY)からのデータセットやPDSメンバ削除で、データセットを削除したユーザ名まで特定して追跡調査をすることは可能ですか?
Release:ALL
Answer
DSN画面(DATA SET FACILITY)でのデータセット削除について、CA-RoscoeからSMFデータへサインオン・キー、削除対象データセット名やメンバ名などの情報を出力することが可能です。
ACCTSMFパラメータを設定しCA-RoscoeのSMFデータを出力している場合、ACCTRECパラメータに以下のタイプを追加定義してください。
ACCTREC=DSFDEL データセットまたはメンバの削除
ACCTREC=DSFDPDS 全PDSメンバの一括削除
この設定を追加しCA-Roscoeを再起動すると、データセットやPDSメンバの削除については、削除をしたサインオン・キー、データセット名、メンバ名などの情報がPrefix.RO60MAC(SRECORD)にあるフォーマットで出力されます。
データセットやPDSメンバの削除時の出力レコード:
SRTYPE(RECORD TYPE) = x'A5'
SRMONNM(MONITOR NAME) = 'AUD'
全PDSメンバ一括削除時の出力レコード:
SRTYPE(RECORD TYPE) = x'AB'
SRMONNM(MONITOR NAME) = 'AUD'
削除時のAUDITレコード・フォーマット:
ADSF@DSN DS CL44 データセット名
ADSF@VOL DS XL37 ボリューム名
ADSF@UNL DS XL49 ユニット名
ADSF@MEM DS CL8 メンバ名
Old Japanese Knowledge Document ID : JTEC001601