Answer
ライセンス・キー(LMP)を反映させるためにIPLを実施したり、CA-Roscoeを再起動したりする必要はありません。
CA Common Servicesでは、ライセンス・キー(LMP)の追加/更新時にCAS9プロシージャを実行する際、CARIMPRMメンバを読み込まないことを推奨します。
これにより、CAIRIMで初期化される可能性のあるCA製品に関して重複した初期化処理を回避することができます。
CARIMPRMを読み込まずにCAS9を実行する方法は2つあります。
方法1:CAS9プロシージャを更新し、以下を指定します。
プロシージャ内の通常参照されるシンボリックをコメント化してください。
//PARMLIB DD DUMMY //AUTOCMDS DD DUMMY方法2:CAS9プロシージャの更新を行わずに、動的に反映する。
Prefix.PPOPTION(KEYS)に新しいライセンス・キー(LMP)をセットしてください。そして、以下のコマンドでCAS9を起動してください。
LMPKEYSパラメータを指定することによって、CAS9のプロシージャ内の//KEYS DDステートメントの内容のみ再度システムにロードされ、それ以外のCAS9のDDステートメントで指定されているものは無視されるようになります。また、IPLを実施していただいても、ライセンス・キー(LMP)は反映されます。 尚、LMPKEYSパラメータの指定は、CA Common Services for z/OSのR11.0より、利用可能となっています。
詳細は、『CA Common Services - Administrating, Resource Initialization Manager(CAIRIM)の
CA LMP and CAIRIM』をご参照ください。
S CAS9,,,LMPKEYS