CA Common Services(以下、CCS)を14.1から15.0にアップグレードする際、Prefix.CAW0JCL(AW1IMPRT)をジョブ実行して、新しいENF PLANをCA Datacom/AD環境にインポートする必要があります。
CA Datacom/AD環境にインポートした新しいENF PLANに関して、CCS 15.0から14.1にフォールバックする場合、何か対処が必要ですか?
CCS 15.0のPrefix.CAW0JCL(AW1IMPRT)メンバを参照すると、PLAN名が「CAS9ENFS.TRAN$ENF#15@0」であることが確認できます。これは、CCS 14.1のPLAN名の「CAS9ENFS.TRAN$ENF#14@1」とは異なります。
CA Datacom/AD環境には、異なるリリースレベルのENF PLANを共存することができます。
したがって、CCS 15.0から14.1へのフォールバックが必要な場合でも、CA Datacom/AD環境にはCCS 14.1のENF PLANが存在するため、必要な作業はありません。
ENFタスクによってに使用されるCCSロードライブラリ(Prefix.CAW0LOAD)を実行すると、そのCCSリリースレベルで使用されるENF PLANを決定します。
CCSロードライブラリ(Prefix.CAW0LOAD)内のCAS9DBCモジュールについて、"TRAN $"の文字列で参照すると、ENFタスクが使用しているENF PLAN名を確認できます。