Answer
レポート定義部で指定できます。
項目見出しの省略値はフィールド名ですが、フィールド定義をする時にHEADINGステートメントを指定することにより変更することができます。さらに、レポート定義部においてもHEADINGの指定が行えます。
レポート定義部でのHEADINGの指定は、次のような場合に行います。
・フィールド定義がマクロ化されていて、マクロで定義した項目見出しを変更する。
・複数レポート処理で、同一フィールドに対してレポートごとに項目見出しを変更する。
・EASYPLUSシステム定義フィールドに項目見出しを指定する。
[レポート定義部でのHEADINGステートメントの記述]
REPORT
[SEQUENCE]
[CONTROL]
[SUM]
[TITLE]
~
HEADING フィールド名-1 ('リテラル-1' 'リテラル-2' ・・・・・・)
HEADING フィールド名-2 ('リテラル-3' 'リテラル-4'・・・・・・)
~
LINE
※HEADINGステートメントは、LINEステートメントの直前に記述します。複数のフィールドに対して変更するときは、フィールドごとにそれぞれHEADINGステートメントを記述します。
記述例
(例) 複数レポート処理で、2番目のレポートに対してフィールド定義で指定した項目見出しを変更する。また、システム定義フィールド「TALLY」に項目見出しを指定する。
FILE FILEA
CODE 1 3 N HEADING‘商品コード'
SURYO 6 5 N 0 HEADING‘数量'
KINGAKU 10 10 N 0 HEADING‘金額'
*
JOB
PRINT REPT1
PRINT REPT2
*
REPORT REPT1
TITLE ‘売上明細リスト'
LINE CODE SURYO KINGAKU
*
REPORT REPT2 SUMMARY
SEQUENCE CODE
CONTROL CODE
TITLE 1 ‘商品別売上サマリー・リスト'
HEADING CODE ‘商品'
HEADING TALLY ‘件数'
LINE 1 CODE TALLY SURYO KINGAKU
※上記のように、LINEステートメントの直前のHEADINGステートメントによって、CODEについては、フィールド定義で指定した項目見出し「商品コード」を「商品」に変更、合計件数の情報をもつシステム定義フィールドTALLYについては、「件数」という項目見出しを指定した事になります。HEADINGステートメントはLINEステートメントの直前に記述します。複数のHEADINGステートメントを使用する場合、記述の順序は特に決まっていません。システム定義フィールドに対してHEADINGを指定しなかった場合、項目見出しとしてフィールド名が出力されます。