Answer
フィールドの開始位置に、再定義したいフィールドを指定します。
フィールドを再定義する場合、ファイルの項目の時は同じ開始位置あるいは再定義したいフィールド名を指定します。ワーク・フィールドの場合はフィールドの開始位置に再定義したいフィールド名を指定します。フィールドの開始位置に再定義したいフィールド名を指定することは、このフィールドのスタート位置を指定したことになります。EASYPLUSには、フィールドの定義でレベル付けの考え方はありませんので、すべて再定義で処理します。
[同じ開始位置を指定する場合の定義例]
FILE FILEA
URIAGE 1 10 A
SURYO 1 3 N 0
TANKA 4 7 N 0
[再定義したフィールド名を指定する場合の定義例(レコード・フィールド)]
FILE FILEA
URIAGE 1 10 A
SURYO URIAGE 3 N 0
TANKA URIAGE +3 7 N 0
※上記、「+3」という指定はURIAGEフィールドのスタート位置からの変位を示しています。
[再定義したフィールド名を指定する場合の定義例(ワーク・フィールド)]
URIAGE W 10 A
SURYO URIAGE 3 N 0
TANKA URIAGE +3 7 N 0
記述例
(例) 社員氏名一覧を名字でグループ・インディケーション処理して出力する
FILE FILEA
NAME 20 20 K HEADING ‘氏名'
NAME-1 20 10 K HEADING ‘名字'
*
JOB
REPORT LINESIZE 70
SEQUENCE NAME
CONTROL FINAL NOPRINT NAME-1 NOPRINT
TITLE ‘ ***社員氏名一覧表*** '
LINE NAME-1 NAME
名字の部分を NAME-1 で再定義している。
このプログラム例の場合、NAME-1はCONTROLのキーとして指定しているので出力レポートはNAME-1でグループインディケーション処理されます。