Easytrieve Plus : VFMファイルに出力する時のファイルの定義方法
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Easytrieve Plus : VFMファイルに出力する時のファイルの定義方法

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Article ID: 185574

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EASYPROCLIB Easytrieve Report Generator Easytrieve Report Generator for Common Services

Issue/Introduction

Question
VFMファイルに出力する時のファイルの定義方法は?
レコードをVFMファイルに出力する方法は?

Environment

z/OS, MSP, VOS3, IBM, FUJITSU, HITACHI

Resolution

Answer
VFMに出力する時は、ファイル定義で VIRTUAL パラメータを指定します。

<解説>
VFMファイルは順次アクセス方式であり、使い方はSAMファイルと同様です。VIRTUALと 指定したVFMファイルは同一プログラム中いくつ定義してもかまいません。また先行ジョブで作成したVFMファイルを後続のジョブで入力することも可能です。通常、VFMファイルは1ジョブでのみ入力が可能であり、入力後ファイルは自動的に削除されます。
ファイル定義で RETAIN パラメータを指定した場合には同一プログラム内で何度でも繰り返し入力が可能になります。RETAINの指定のあるVFMファイルは、作成後プログラムの実行終了時まで保持され、実行終了時に削除されます。
一般的にVFMファイルはプログラムの実行中にのみ必要なワーク・ファイルの作成に使用します。

記述例
(例) SORT結果をVFMに出力し、後続のジョブでレポート出力する


FILE     FILEA
BU     *     5     A
KA     *     5     A
FILE    SORTFL    VIRTUAL    FB(40 400)
BU-01     *     5     A
KA-01     *     5     A
URIAGE-01     *     5     P 0
*
SORT    FILEA    TO    SORTFL    USING  (BU   KA)
*
JOB   INPUT   SORTFL
PRINT
REPORT
CONTROL    BU-01  KA-01
LINE    BU-01  KA-01  URIAGE-01

※この例では、FILEAのソート結果をVFMファイル「SORTFL」に出力しています。SORTFLは仮想ファイルなのでJCLに定義する必要はありません。

 

Additional Information

Old Japanese Knowledge document ID: JTEC000977