Easytrieve Plus : B155 プリント項目が既にある項目にオーバーラップ
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Easytrieve Plus : B155 プリント項目が既にある項目にオーバーラップ

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Article ID: 185562

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EASYPROCLIB Easytrieve Report Generator Easytrieve Report Generator for Common Services

Issue/Introduction

Question
NOADJUSTパラメータを使用したら「B155 プリント項目がすでにあるプリント項目にオーバーラップする」エラーが発生する。

Environment

z/OS, MSP, VOS3, IBM, FUJITSU, HITACHI

Resolution

Answer
プリント項目の出力位置が重複しています。SPACEやSUMSPACEの値や数値の編集等、もう一度出力桁の見直しをしてください。
Easytrieve Plusではコンパイルの時点で、出力位置、出力桁のチェックをしています。NOADJUSTの指定をすれば、COLで任意の出力位置を指定することができますが、出力桁を意識していないと、このエラーになることがあります。
NOADJUSTの指定をすると、すべて左詰めで出力されます。TITLE1があるときはタイトルで出力する項目と、日付あるいは頁番号が重ならないように調整します。数値に関しては、編集すると符号を表示するために1桁余分に確保されることを忘れないで計算にいれてください。

記述例
(例) NOADJUSTを指定

FILE    FILEA
NAME     25     20     K
TANKA    57       5     P 0
SURYO   62       4     P 0
*
JOB
PRINT
REPORT   NOADJUST
TITLE    '*** 売上一覧表 ***'
LINE    NAME   TANKA    SURYO

※このコーディングの場合、レポート処理でNOADJUSTパラメータを指定しているのでセンタリング処理は行われず、TITLEやLINEで指定した項目は1カラム目から出力されます。ところで、タイトルの1行目はNODATEパラメータを指定しない限り日付が1カラム目から自動出力されます。つまり、このコーディングではタイトルの1カラム目から日付とTITLEステートメントで指定したタイトルの出力が重複するため「B155」エラーが発生します。

このエラーを解決するためには、
TITLE COL 20 '*** 売上一覧表 ***'
あるいは、
TITLE + 19 '*** 売上一覧表 ***'
とタイトルの出力位置を実行日付と重複しない位置へ指定します。

注意
漢字を出力するレポートでは、漢字文字数のみでなく、文字サイズも考慮にいれることを忘れないでください。EASYPLUSは漢字文字サイズの情報を持っており、レポートへの出力では文字サイズまで計算にいれてデータ出力位置の重複のチェックを行います。

 

Additional Information

Old Japanese Knowledge document ID: JTEC001003