Answer
EASYPLUSでファイルを定義する場合にDCBパラメータは必要ありません。ただし、以下の場合には指定が必要になります。
[DCBパラメータが必要な場合]
・VFMファイルを作成する時。
・オペレーティング・システムがIBM-DOS/VSEの時。
・新規作成のファイルで、JCL上でDCB指定を行っていない時。
※DCBパラメータはオペレーティング・システムがIBM-DOS/VSEの場合、かならず必要になります。その他の場合はファイル形式の指定がない場合、Easytrieve Plusは自動的にJCLまたはシステムのファイル情報を参照します。またVFMファイルはJCLで指定しませんので、DCBパラメータが必須です。
[DCB情報の記述]
FILE ファイル 名 レコード形式 ( レコード長 ブロック長 )
※レコード形式 : F, V, U, VB, VBS のいずれかの指定が可能
記述例
(例1) レコード長80バイト、ブロック長1600バイトの固定長ファイルを定義する
FILE FILEA FB ( 80 1600 )
~
(例2) 最大レコード長44バイト、ブロック長444バイトの可変長ファイルを定義する
FILE FILEA VB ( 44 444 )
~
※この例では、実際のレコード部分は最大40バイトですが、最大レコード長には、RCW (レコード記述ワード)4バイト、最大ブロック長にはBCW (ブロック記述ワード)4バイトを含みます。
(例3) レコード長80バイト、ブロック長800バイトの固定長のVFMファイルを定義する
FILE FILEA FB ( 80 800 ) VIRTUAL
※VFMファイルを定義する必要がある場合には VIRTUAL パラメータを指定します。