Answer
考えられる原因としては、Easytrieve Plus の稼動パラメータ・モジュールであるEZTPOPTにおけるカスタマイズ設定において、日付順序を設定するDATEパラメータが、以前お使いのリリースのEasytrieve Plusと、リリースアップ後のEasytrieve Plusで異なっている事が考えられます。
(以下、EZTPOPTカスタマイズ設定例の一部)
//ASM.SYSIN DD *
OPTTBL ABEXIT=SNAP, X
ACROSS=4, X
ALTSEQ=(NO,EZTPAQTT), X
BLOCK0=N, X
BUFNO=2, X
CALCDUP=NO, X
CLIST=NOCLIST, X
CMSVFM=A1, X
COMPNME='COMPUTER ASSOCIATES INTL. -FIELD INSTALLATION', X
COMPSTR=4K, X
DATE=MMDDYY, X
DATEADJ=0, X
(以下、省略。)
※上記例のDATEパラメータは、DATE=MMDDYYとなっています。年月日の順に設定する場合は、DATE=YYMMDDと設定します。
詳細に関しては、添付の導入手順書内の『基本カスタマイズモジュール(EZTPOPT)の生成』(P61から)を参照下さい。実行JCLとして、JOB8A、及びCA¥AIJS3が示されています。それらのJCLの違いは、SMP/Eを使用するか、否かの違いとなりますので、お客様環境に合わせて、いずれかのJCLを用いてカスタマイズ実施いただくこととなります。
(通常、JOB8Aは、Easytrieve Plusの導入JCLであるPrefix.JCLOUTライブラリ内に、また、CA¥AIJS3は、Prefix.SAMPJCLライブラリ内に、それぞれ存在しているはずです。)
<補足>
リリースアップの場合、EZTPOPTにおけるカスタマイズ設定については、前リリースにおけるカスタマイズ設定を継承することをお勧めします。前リリースにおける導入JCLでの設定内容を必ずご確認の上、カスタマイズ設定を行うようにして下さい。必要なパラメータ値を指定後、該当JOBをサブミットする事で、設定内容によるEZTPOPTのカスタマイズ・モジュールが作成されます。