MUFを起動したとき、DBリターン・コード60(146)でのエラー・メッセージが出力されました。
どのような対処をすればよいですか?
DB02405I - PXX START 0 60(146) OPEN -0- D-1
DB02406I - PXX END - INVALID LOG CONTROL BLOCK
DB00501E - OPEN ERROR - RETURN CODE 60 (146) CXX=cxxname (LXX )
OS: z/OS
DBリターン・コード60(146)のエラーは、MUFがLXX(ログファイル)をOPENしたときに、ログ制御情報に問題があり中断されたことを意味します。
この原因としては、以下、いずれかの可能性が考えられます。
・ LXXのファイルのアロケートはしたが、初期化をしていなかった。
・ LXXを最後に使用したユーザのジョブが正常に終了していなかった。
・ MUFの起動プロシジャで間違ったLXXを使用していた。
正しいLXXを使用している場合、この問題を修正するためには、LXXを初期化するジョブを実行する必要があります。以下の各リリース毎のJCLサンプルをご覧ください。
【実行JCL】
● r12.0の場合
//UTIL EXEC PGM=DBUTLTY,REGION=4M
//STEPLIB DD DISP=SHR,DSN=your datacom r12.CUSLIB
// DD DISP=SHR,DSN=your datacom r12.CAAXLOAD
//LXX DD DISP=SHR,DSN=your datacom r12.LXX
//SYSPRINT DD SYSOUT=*
//SYSOUT DD SYSOUT=*
//SYSPUNCH DD DUMMY
//SYSIN DD *
INIT AREA=LXX,BLKSIZE=32760,VARIABLE=YES
/*
● v14.0・v15.xの場合
//UTIL EXEC PGM=DBUTLTY,REGION=6M,PARM='/PGMMONTH=1'
//STEPLIB DD DISP=SHR,DSN=your datacom v14.CUSLIB
// DD DISP=SHR,DSN=your datacom v14.CAAXLOAD
//LXX DD DISP=SHR,DSN=your datacom v14.LXX
//SYSPRINT DD SYSOUT=*
//SYSOUT DD SYSOUT=*
//SYSPUNCH DD DUMMY
//SYSIN DD *
INIT AREA=LXX,BLKSIZE=32760,TSN=00000001,VARIABLE=YES
/*