CA Datacom/AD r12.0からの新機能として追加された、DBUTLTYのAUTOINFO機能とは、どのような機能でしょうか。
OS: z/OS
DBUTLTYのAUTOINFO機能を実行すると、MUFの現在の活動状況やメモリ使用などの診断情報が収集できます。
これにより、MUFでの障害発生時には、システム障害の原因となった状況を把握することができ、障害解析に役立ちます。
主にCAサポートでの障害解析時に利用されることとなります。
以下の実行JCLにおいて、DD名TABLESに指定したファイルに診断情報が出力されます。CAサポートに連絡をされるときは、この出力ファイルと実行ログを提供していただくと障害調査に役立ちます。
出力ファイル内容のイメージは、添付のドキュメント(ファイル名:Sample_of_DBUTLTY(AUTOINFO)_1.0.pdf)をご覧ください。
注:ダウンロード・ファイルの名前について
ファイル名の先頭には自動採番された管理番号が付加されています。
【実行JCL】
//UTIL EXEC PGM=DBUTLTY,REGION=6M,PARM='/PGMMONTH=1'
//STEPLIB DD DISP=SHR,DSN=your datacom.CUSLIB
// DD DISP=SHR,DSN=your datacom.CAAXLOAD
//CXX DD DISP=SHR,DSN=your datacom.CXX
//TABLES DD DSN=output_data_set,DISP=(,CATLG),
// UNIT=SYSDA,VOL=SER=@@@@@@,SPACE=(TRK,(15,5),RLSE)
//SYSPRINT DD SYSOUT=*
//SYSOUT DD SYSOUT=*
//SYSPUNCH DD DUMMY
//SYSIN DD *
AUTOINFO DDNAME=TABLES
/*
//