CA Datacom/AD:DBUTILTYユーティリティでDEFRAG機能は、どのような用途で使用しますか?
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CA Datacom/AD:DBUTILTYユーティリティでDEFRAG機能は、どのような用途で使用しますか?

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Article ID: 141504

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Products

DATACOM - AD

Issue/Introduction

DBUTILTYユーティリティでDEFRAG機能は、どのような用途で使用しますか?

Environment

OS: z/OS

Resolution

CA Datacomデータベースは、1つのインデックス・エリア(IXX)が必要とされ、キー情報やデータ・エリア(AREA)内のテーブルに論理的に関連付けるポインタ情報などがインデックス・ブロックに格納されます。
このインデックスを使用すると、インデックス・ブロックに格納されたキー情報に基づいてデータベースのレコードを検索できます。
DEFRAG 機能は、インデックス・エリア(IXX)内の部分的に未使用のインデックス・ブロックを連続して結合します。定期的にDEFRAG機能を実行することで、インデックス・ブロックの検索高速化などのパフォーマンス改善に役立ちます。

【実行JCL】
  //CXXRPT EXEC PGM=DBUTLTY,REGION=4M
  //STEPLIB DD DSN=prefix.CUSLIB,DISP=SHR
  //        DD DSN=prefix.CAAXLOAD,DISP=SHR
  //SYSIN   DD *
  DEFRAG DBID=nnn
  /*
※実行前に当該データベースを使用したジョブがないことを確認してください。(確認方法はFAQ文書:「MUF配下のジョブのステータスを確認する方法はありますか?」を参照)

ただし、インデックス・ブロックに格納されているキー情報やポインター情報などのデータ内容はチェックしないため、DBリターン・コード13(17)のアベンドによりインデックス・エリア(IXX)が破損してデータ・エリア(AREA)との整合性が保持できなくなった場合は、INIT機能とRETIX機能またはLOAD機能によるエリア再編成での修復を行う対応となります。
※エリア再編成の具体的な対応方法については、FAQ文書:「CA Datacomデータベースを構成するエリアの再編成⽅法について教えてください」を参照してください。