DBUTILTYユーティリティでDEFRAG機能は、どのような用途で使用しますか?
OS: z/OS
CA Datacomデータベースは、1つのインデックス・エリア(IXX)が必要とされ、キー情報やデータ・エリア(AREA)内のテーブルに論理的に関連付けるポインタ情報などがインデックス・ブロックに格納されます。
このインデックスを使用すると、インデックス・ブロックに格納されたキー情報に基づいてデータベースのレコードを検索できます。
DEFRAG 機能は、インデックス・エリア(IXX)内の部分的に未使用のインデックス・ブロックを連続して結合します。定期的にDEFRAG機能を実行することで、インデックス・ブロックの検索高速化などのパフォーマンス改善に役立ちます。
【実行JCL】
//CXXRPT EXEC PGM=DBUTLTY,REGION=4M
//STEPLIB DD DSN=prefix.CUSLIB,DISP=SHR
// DD DSN=prefix.CAAXLOAD,DISP=SHR
//SYSIN DD *
DEFRAG DBID=nnn
/*
※実行前に当該データベースを使用したジョブがないことを確認してください。(確認方法はFAQ文書:「MUF配下のジョブのステータスを確認する方法はありますか?」を参照)
ただし、インデックス・ブロックに格納されているキー情報やポインター情報などのデータ内容はチェックしないため、DBリターン・コード13(17)のアベンドによりインデックス・エリア(IXX)が破損してデータ・エリア(AREA)との整合性が保持できなくなった場合は、INIT機能とRETIX機能またはLOAD機能によるエリア再編成での修復を行う対応となります。
※エリア再編成の具体的な対応方法については、FAQ文書:「CA Datacomデータベースを構成するエリアの再編成⽅法について教えてください」を参照してください。