CA SOLVE起動後に自動起動されるSTCが起動されずIPLが失敗しまし た。CA SOLVEを再起動したら正常に完了しました。IPL失敗の原因として何が考えられますか?
IPL失敗時のSOLVEログを確認してみると、以下の違いがありました。
IPL失敗時:
RMINIT08 BACKGROUND PROCESS LOGGER INITIALIZED SUCCESSFULLY
これ以降の初期化関連メッセージ無し
IPL正常時:
RMINIT08 BACKGROUND PROCESS LOGGER INITIALIZED SUCCESSFULLY
:
:
RMINIT11 SYSTEM IMAGE STARTUP PROCESS STARTED
RMINIT22 LOAD OF SYSTEM xxxx VERSION nnnn COMPLETED
CA SOLVEによるIPL失敗の原因として何が考えられますか?
Release: 5.0
この問題はPTF RO47213にて修正されているSOLVE 初期化失敗による事象と考えられます。
CA SOLVE初期化処理内では、複数の処理タスクが非互換マルチタスクで稼動しますが、
IPLを自動化するための資源をCA SOLVEにロードする処理が、
ロードする資源が少ない、または無い状態の場合、その終了を検知する処理よりも早く終了してしまうことで、
CA SOLVE初期化は終了済みの資源ロード処理を待つ状態となり、そこから先の初期化が処理されず、
その結果、CA SOLVEの自動化処理も実行されない状態になります。
PTF RO47213の詳細については添付資料をご参照ください。