CA Privileged Identity Manager (以下 CA PIM) Windows版では、インストール時にシステムで短い形式のファイル名が有効になって
いる必要があります。
Release: All Versions
Component: CA PIM for Windows
CA PIM Windows版では、インストール時にシステムで短い(8.3)形式のファイル名が有効になっている必要があります。短い形式の
ファイル名が無効になっている場合には、CA PIMのインストール時に導入される、CA PIMが依存しているランタイムライブラリであ
る、Microsoft Visual C++ 2005 Redistributableが正常に導入されません。
システムでの短いファイル名の設定はOSコマンドであるfsutilコマンドにて確認・設定可能です。
確認例:
¥> fsutil 8dot3name query c:
ボリュームの状態は 0 です (8dot3 名の作成は有効です)。
レジストリの状態は 2 です (ボリューム単位で設定します - 既定値)。
上の 2 つの設定に基づいて、8dot3 名の作成は c: で有効です
Microsoft Visual C++ 2005 Redistributableが正常に導入されなかった場合、CA PIMの各種実行ファイルを実行時にSideBySideのエラ
ーがイベントログやコマンドプロンプトに出力されます。
出力エラー:
このアプリケーションのサイド バイ サイド構成が正しくないため、アプリケーションを開始できませんでした。詳細についてはアプ
リケーションのイベント ログを参照するか、コマンド ライン ツール sxstrace.exeを使用してください。
回避策としては、インストール時にはシステムで短い形式のファイル名を有効とするか、インストール後に手動でMicrosoft Visual
C++ 2005 Redistributableを導入してください。
Microsoft Visual C++ 2005 Redistributableは、CA PIMのインストールメディアに同梱されています。
x64 OS:
<MEDIA>¥X64¥RTSDKINSTALL¥ISSETUPPREREQUISITES¥{397E55DF-2B30-4FE1-A4BDA7DC51DD4AD8}¥
VCREDIST_X64.EXE
<MEDIA>¥X64¥RTSDKINSTALL¥ISSETUPPREREQUISITES¥{A0D7ED43-FCB4-4B3D-A456-978C7A41283C}
¥VCREDIST_X86.EXE
x86 OS:
<MEDIA>¥X86¥RTSDKINSTALL¥ISSETUPPREREQUISITES¥{A0D7ED43-FCB4-4B3D-A456-978C7A41283C}
¥VCREDIST_X86.EXE