◆ 詳細内容
■ カスタマイズ部分にEXEC CICSステートメントがないコードを GEN提供のMKUEXIT内 TIRCURTZ作成JCLをそのまま使用してユーザーEXIT TIRCURTZを作成した場合、CICSモジュールではなくCOBOLモジュールとして作成され、 CICS環境でロードすることができません。
Release: r8.0
Component: CA Gen z/OS Runtime
◆ 解決策
■ ユーザーEXIT TIRCURTZを作成し、カスタマイズコードでEXEC CICSステートメントを使用しない場合、以下の対応が必要となります。
1) EXEC CICSステートメントは使用しないが、EIBや COMMAREAを使用する場合
GEN提供MKUEXIT内のCOBCICS PROCを使用して、オブジェクトモジュールを作成、以下リンクカードにてCICSインターフェースモジュールを組み込む。
INCLUDE EXITOBJ(TIRCUSRX)
INCLUDE SYSLIB(DSNCLI)
INCLUDE SYSLIB(DFHEI1)
INCLUDE SYSLIB(DFHEAI0)
ENTRY CEESTART
MODE AMODE(31),RMODE(ANY)
NAME TIRCUSRZ(R)
2) EXEC CICSステートメント、EIB、COMMAREAを未使用な場合
A) ユーザーEXITにパラメータ追加
- COBOLプログラムとして、LINKAGE SECTIONに以下パラメータを追加
01 IEF-PARM-1
01 IEF-PARM-2
PIC X.
PIC X.
- USING に当パラメータを追加
PROCEDURE DIVISION USING IEF-PARM-1
IEF-PARM-2
FILLER-PARM
TIRUSRID-PARM
GLOBDATA.
B) MKUEXIT内のPROC COBCICSではなくPROC COBEXITを使用しオブジェクトモジュールを作成、
以下リンクカードにてTIRCUSRZを作成。
INCLUDE EXITOBJ(TIRCUSRX)
ENTRY CEESTART
MODE AMODE(31),RMODE(ANY)
NAME TIRCUSRZ(R)
EXEC CICSステートメント、EIB、COMMAREAを未使用な場合のサンプルコードと
サンプルJCLは以下をご参照ください。
サンプルコードへのリンク
サンプル JCL へのリンク
※ サンプルコード/JCLをご覧いただくには、Broadcom Support Potalへのログインが必要です。
アカウントをお持ちでない場合はこちらをご覧下さい。
なお、EXEC CICSステートメントを使用する場合、GEN提供のMKUEXIT内 のTIRCURTZ作成JCLをそのまま使用できます。
詳細につきましてはこちらからご確認ください。
Old Japanese Knowledge document ID: JTEC001814
CA Genのその他のFAQについては、
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