CA Gen : カスタマイズコードでEXEC CICSステートメントを使用しない場合のユーザーEXIT TIRCURTZ作成方法について
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CA Gen : カスタマイズコードでEXEC CICSステートメントを使用しない場合のユーザーEXIT TIRCURTZ作成方法について

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Article ID: 135676

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Issue/Introduction

◆ 詳細内容

■ カスタマイズ部分にEXEC CICSステートメントがないコードを GEN提供のMKUEXIT内 TIRCURTZ作成JCLをそのまま使用してユーザーEXIT TIRCURTZを作成した場合、CICSモジュールではなくCOBOLモジュールとして作成され、 CICS環境でロードすることができません。

Environment

Release: r8.0


Component: CA Gen z/OS Runtime

Resolution

◆ 解決策

■ ユーザーEXIT TIRCURTZを作成し、カスタマイズコードでEXEC CICSステートメントを使用しない場合、以下の対応が必要となります。

1) EXEC CICSステートメントは使用しないが、EIBや COMMAREAを使用する場合


GEN提供MKUEXIT内のCOBCICS PROCを使用して、オブジェクトモジュールを作成、以下リンクカードにてCICSインターフェースモジュールを組み込む。


INCLUDE EXITOBJ(TIRCUSRX)

INCLUDE SYSLIB(DSNCLI)

INCLUDE SYSLIB(DFHEI1)

INCLUDE SYSLIB(DFHEAI0)

ENTRY CEESTART

MODE AMODE(31),RMODE(ANY)

NAME TIRCUSRZ(R)


2) EXEC CICSステートメント、EIB、COMMAREAを未使用な場合


A) ユーザーEXITにパラメータ追加


- COBOLプログラムとして、LINKAGE SECTIONに以下パラメータを追加

01 IEF-PARM-1

01 IEF-PARM-2

PIC X.

PIC X.


- USING に当パラメータを追加

PROCEDURE DIVISION USING IEF-PARM-1


IEF-PARM-2

FILLER-PARM

TIRUSRID-PARM

GLOBDATA.


B) MKUEXIT内のPROC COBCICSではなくPROC COBEXITを使用しオブジェクトモジュールを作成、

以下リンクカードにてTIRCUSRZを作成。


INCLUDE EXITOBJ(TIRCUSRX)

ENTRY CEESTART

MODE AMODE(31),RMODE(ANY)

NAME TIRCUSRZ(R)

EXEC CICSステートメント、EIB、COMMAREAを未使用な場合のサンプルコードと

サンプルJCLは以下をご参照ください。

サンプルコードへのリンク

サンプル JCL へのリンク


※ サンプルコード/JCLをご覧いただくには、Broadcom Support Potalへのログインが必要です。

アカウントをお持ちでない場合はこちらをご覧下さい。


なお、EXEC CICSステートメントを使用する場合、GEN提供のMKUEXIT内 のTIRCURTZ作成JCLをそのまま使用できます。



詳細につきましてはこちらからご確認ください。

 

Additional Information

Old Japanese Knowledge document ID: JTEC001814

CA Genのその他のFAQについては、以下のリンクからご確認ください。

CA Gen FAQ一覧表